050  知らないということは罪

 

いつも人生を足止めするものは恐怖であり、この恐怖の正体は不安焦燥の心であります。

不安を分析すれば落ち着きのない現状であり、焦燥を分析すれば答えの見えない焦りや狼狽である。

今章では人生を足止めする恐怖について掘り下げ、その正体となる不安焦燥を克服するための細やかな言葉を綴ることになります。

まず最初にお伝えしなければならないことは、目に見えない対象や記憶に覚えのない事物に対して、その輪郭(知覚)が掴めない間は心に不安が過るのが世の常です。

相対する事物の正体がよく分からないままでは、摩訶不思議な生物あるいは未確認飛行物体と同じような感覚になるのです。

江戸時代の末期に突如現れた黒船に対して当時の日本人は得体の知れない恐怖を感じたはずである。

しかし黒船の正体と目的を知った時に不安は消えて、一方は彼らを受け入れて手を結び、受け入れられない他方は戦いを起こしたのでありました。

突如現れた黒船と同じような恐怖の状況が、近い将来に再び人類は経験することになるでしょう。

それは他惑星から飛来した未知なる生命体が未確認飛行物体に乗って、その姿を隠す事もせず大船団を組んで突如現れるのです。

その場面に直面する地球の人々は恐れ慄き、これから何が起こるのかが分からないまま逃げ惑う人も多いでありましょう。

しかし飛来せる彼らは黒船同様、主として地球人との友好な交易を目的として現れるのであり、その為に必要な手筈(手続)を踏まえるはずであります。

そうした近未来の情景が何も分からないまま迎えてしまうなら、沸き上がる恐怖心に右往左往することになります。

こうした未来図も事前に知っていたなら何らの問題もなく受け止めて行けるのであります。

このような事象は大小に関わりなく日常茶飯事として皆さんが直面している問題である。

私生活の中にも学業仕事の中にも人間関係や立場境遇の中にも、大なり小なり遭遇しているはず…。

更に目に見えない霊的世界との関わりもあります。

全てに於いて事前に情報が無いと言うことは不安や焦燥に繋がるのである。

つまり知らないということ、知ろうとしないことが罪に成り兼ねないのです。

自分の目先の興味関心以外は受け付けないような個別意識は危険でもある。

科学の進化が目覚ましい現代は凡ゆる情報が溢れています。

その気になって調べれば可なり奥深い情報が得られる時代に皆さんは生きているのであります。

 

 

 

35 霊性開示 【受難克服編】