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暗黒世界から脱却出来ない心は、正体不明の恐怖観念に脅され続ける人生になります。 暗闇に潜む影は、自己自身が創り出した心の迷いである。 迷いは魔が寄り付くから魔寄(まよい)と言うのです。 悪しき現状を呼び寄せ現象化(物質化)した張本人は自らの心である。 恐怖を呼び寄せ身震いして恐れ慄く前に、その恐怖を形作った経過を辿り、主原因を見い出す作業を急がねばならない。 心の法則(因果の理法)には必ず主原因があるのです。 対象を恐れるには恐れるだけの個人的な心の問題(課題)がある。 その課題が人生の大きな壁に値するなら、課題を克服することで得られる成果も大きいと言うことです。 そうであるのなら面前に立ち塞がる恐怖を怖れず、勇気と言う名の光明の剣を掲げて、自己自身の心の闇を切り照らす覚悟が望まれます。 大抵の場合は心の闇を囲っているものの正体は、自己自身の甘えであり我儘であるのです。 自らの甘えや我儘は他人には見えない心の闇に隠し持っている醜態である。 その自らの醜態を客観視することに耐えられない人が多いはずであります。 これが自己反省を回避する者の人間心理なのです。 そのため明るみにしたくない心の暗部を有耶無耶にすることで、心の現れである現象事物の正体が明確にならないのです。 そうして原因不明の有耶無耶な状態を幽霊の如く恐怖状態として扱うことになるのです。 今一度繰り返しますが恐怖とは結果であり、原因と経過の詳細が解れば雲散霧消する運命にある。 この原因と経過を見い出す行為が反省回顧であり、そこから正しい結果を導き出す智恵が真理(教訓)であります。 貴方よ面前に立ち塞がる恐怖でさえも人生の教訓に変換せよ。 恐れるものの正体には、貴方の徳性を高める為の気付きの要素が隠れているのです。 その至宝の真理を正確に抽出することに成功すれば、真理は人類の恐怖(暗部)に光明を灯す偉大な希望(福音)となるのである。 魂に理想を抱いて降臨した者は、人類の恐怖心を悉く消滅させる使命があるのです。 悪魔は恐怖を煽るが、天使は恐怖を克服する手法を授けるのです。 はたして貴方は何れを採るのか。 その答えは聞くに及ばずであるはずです。 |