059  両親の否定は自己の否定

 

戦後(太平洋戦争後)に生まれ育った人たちは、欧米思想の流入によって個別意識が強くなり、家庭生活の大切さを軽んじる風習が起きて来ました。

自分の故郷に対する郷愁も感じない個人主義者も増えてきたのであります。

魂のルーツは霊界(実相世界)にありますが、人間が地上に転生する為には両親の縁が必要不可欠である。

これは創世記に於いて肉体人間を創られた創造主が、地上の人間社会に愛と結びを根付かせるために考えられた秘策でもありました。

父性と母性の結びによりて生み出す生命は、創造主の慈悲慈愛の現象化であります。

そうして生み出された魂は一つの個性を発揮しながら人生を形成して行くのです。

霊性としての人間の御親(ルーツ)は創造主ですが、地上生命としての肉体人間のルーツは両親(父母)である。

霊性を閉ざした人間は神の子の自覚を失うように、両親への想いを閉ざした人間は社会人としての自覚を失うのです。

自分の命を地上に導き出してくれた両親の存在を否定する者は、自らの存在そのものを否定する過ちを犯している。

つまり両親を大切に扱えない者が人間関係を大切に扱えるはずもなく、家族を大切に扱えない者が企業(大家族)を大切に扱えるはずはないのです。

父母への感謝の想いや家族への帰属意識が薄い者には、日本を営々と護り導いてきた神々の屋台骨(天皇制)の重要性は理解出来ないでありましょう。

近代の日本人は魂の故郷を捨て去ろうとしています。

そうした歪んだ思念が社会に蔓延ると、精神の不安定な人間が増えて犯罪者や自殺者が多発するのであります。

故郷の両親を想う優しさが人間関係に現れて、尊敬し合える人間付き合いに繋がるのである。

家族を大切に想う優しさが社会人としての秩序と調和に繋がるのである。

もう手遅れかも知れないが、現代人が魂のルーツを正しく取り戻すことに成功したなら、地球そのものが一つの大家族として七色の光明を放つ希望の星に変わるのであります。

まだこれが間に合うと想う人が一人でも居るのなら、貴方は迷わず自らの使命を果たすべきである。

アセッションは既に始まっているのです。

貴方が思うアセッションが個人の幸せの為だけであるのなら不問であるが、本来のアセッションは人類救済の主目的があるのだ。

魂のルーツを大切に出来る人のみがアセッションの本来の趣旨を悟得するのであります。

 

 

 

35 霊性開示 【受難克服編】