063  生き甲斐は幸福の共有に

 

今また繰り返しますが、人間は一人では生きて行けません。

たった一人では地上世界に生まれ出ることすら出来ないのです。

皆さんが地上に生まれ出たからには少なくとも両親の関わり(導き)があったのです。

父母との縁が無ければ肉体生命を得られなかったのであります。

そうして霊界にて家族の約束を交わした上で先に両親となる方々を地上に送り出し、霊界から父母を巡り逢わせる手助けをして、両親の元に後から貴方が生誕したのです。

片手には夢を握り締め、もう片手には愛を握り締めて、貴方なりの使命役割を果たすために地上に降臨したのです。

生まれて来なければ良かったなどと弱音を吐くほど人生は悠長な時間を与えてはくれません。

自分は両親を選べなかったと愚痴を溢す恥ずかしさは霊界に帰ってから深く悔やむでありましょう。

これらの思い違いは貴方が未だ霊性を開いていない証拠でもある。

人間は正しく霊性を開いて使命役割を遂行するなら、今まで自分を取り巻いて来た環境や境遇は、自らの精神を高めるためには貴重な経験値を与え育ててくれた人生生活学校の教師であったと自覚するのです。

そこに相互の意識の格差が無くなることで人生を達観することになる。

悟りとは差取り(さ・とり)ということで、お互いの意識の格差を取り除くことであります。

現在只今、悲しみの淵に沈む者は喜びなさい…貴方は貴重な人生の智恵を学びつつある人なのだ。

苦しみに嘆く者は楽しみなさい…貴方は徳性に繋がる忍耐力を鍛えている最中なのだ。

深い挫折に打ち拉がれた者は安堵しなさい…これで本来の真人間に戻れることが確証されたのであります。

全ての経験や体験は貴重な智恵となり教訓となる。

その智恵が人生を切り拓く鍵となり、その教訓は同じような苦難困難に苦しむ人々を悉く救い出してあげられるでしょう。

人間にとっての幸福は個人のみの幸せ追求には限りがあり、本当の生き甲斐は数多の人々との幸福の共有にこそあるのです。

自殺にまで意識が追い詰められた貴方こそ、人生に秘められた天の意志を継いで、同じような悩みに暮れる人々を守り導く人となれ。

世の中の不条理を正しく変える人となれ。

貴方は其のために地上に降臨した神の子(光の天使)であるのだ。

 

 

 

35 霊性開示 【受難克服編】