077  人類の光明化

 

秩序の原点は家庭生活である。

一家の大黒柱として父親が居て、それを支える母親が居て、父の背中を見て育つ世継ぎの長男が居て兄弟姉妹が居る。

家族のルーツである先祖代々の霊を尊び、その背後に導きの御手を指し示す神々が存在する。

本家は分家の安泰に力を注ぎ、分家は本家を支えるのである。

こうして日本という国は、古来より国家としての繁栄を目指したのです。

これが日本人を調和国家として何千年も導き育ててきた日本の神々の大御心であります。

個別意識が尊ばれる現代社会は、個性化が進むに連れて大規模な家庭崩壊が起きています。

家庭内に大黒柱(父性の威厳)が無くなれば家屋は崩れ易くなり、それを支えるべく梁(はり…母性の尊厳)が無くなれば親子の結束(信頼)が薄れ、先祖を敬う心が無くなれば家庭に里帰り(感謝報恩)が無くなり縁遠くなる。

こうした家庭崩壊の行く末に正しい信仰心が芽生えるはずもなく、良好な人間関係(信頼関係)が築けるはずもありません。

現代の人々は科学の進歩に踊らされている…。

科学の力に頼るだけなら人間性の高揚堕落は何ら意味のないものになってしまいます。

分別(善し悪しの区別)の浅い者が統率者の地位に着いて科学力のみに頼れば、自我我欲の為に破壊兵器を武器にして攻撃を仕掛ける悪行を起こし兼ねない。

自身の感情をコントロール出来ない人間が国主となり、他国からの侮辱に感情を抑えられず激昂すれば、原爆兵器の発射スイッチを感情的に押してしまう未来像も見えるのであります。

全ての世界情勢の縮図は人間関係にあり、その原点は家庭生活にあるということを知るべきである。

愛の想いに溢れた人間には温かい愛情を彼に注いだ人が居たはずです。

常に人助けをしたいと想う人間には彼の人生を救済した恩人が居たはずです。

感謝報恩の心を傾ける人間には挫折(苦難困難)を乗り越えた強き信仰心が芽生えているはずであります。

人類は先ず最初に心の光明化を目指すべきである。

疑心暗鬼のまま他者を見れば聖者も悪魔と見間違えるのです。

人間関係に光を灯して魂の交流をこそ心掛ける貴方であれ…。

それが真なる社会秩序や世界平和に繋がる唯一の道であります。

 

 

 

35 霊性開示 【受難克服編】