|
誰にでも其の人なりの使命があり役割があります。 魂の本質が掴めない間は人生の意義がよく解らない状態です。 それでも人は夢を持ち、心に希望を描いて人生を歩むべきである。 その夢は現状の自分の心境を如実に語っているはずです。 人間が心に抱く夢や希望は、現状での人格以上でも以下でもなく、現在只今の徳性段階に即した夢であり希望であるはず。 魂の現状を超えた夢は早々と立ち消え、手に届く身近な夢は何時しか忘れられる運命にあります。 人間の徳性(霊性)は実現可能な水先案内となって常に人生の矛先を示すのである。 だからこそ人間にとって夢は人生の原動力(生き甲斐や遣り甲斐)と成り得るのです。 それが現実的な夢であっても諦めず何処までも追い求めていれば、日々の努力精進は人間としての品格を向上させながら、本来の自分が向かうべき本当の道筋に軌道修正されるでしょう。 つまり果てしない夢追いは霊性開示の向こう側(生命の実相)で魂の天職に繋がっているのです。 その天職こそ貴方が地上に降りた本来の理由(使命役割)である。 転生輪廻を逆発想すれば、地上に生きる貴方が心に想い描く夢や希望、現在只今の環境や境遇、属する人間関係や興味関心…。 それら一つ々々の中に煌めく夢の欠片を拾い集めて、ジグソーパズルのように繋ぎ合わせたなら、人生の全体像が徐々に明らかになるのです。 まだ現在の自分には全体像が見えないのなら、これから積み重ねるべき貴重な経験が何処かに隠れているのでしょう。 こうして夢は人生を前向きに歩むことで徐々に進化を遂げながら霊性そのものを深める力がある。 この世的な物質文明の中で完結するような天職は存在しません。 正しく霊性を開いて光明の世界に超入する者のみが天職(生命の実相)を真に悟るのであります。 そうなると現象世界から実相世界に視点が180度変わります。 しかしこれだけではまだ浅はかな悟りでありまして、魂の本質(立場)が霊性にありながら自発的に地上世界(物質文明)へ降りてきた天職を想えば、意識転換は180度ではなく360度の廻向でなければならない。 要するに霊性が開かれて神の世界を悟得していながらも、自分が接する地上社会の役割を行使しながら、周囲の現状を受け入れた上で次のステップを目指す努力を惜しまないと言うことであります。 これは真理を求める側から導く側(同行者側)に意識転換した徳者たちの歩むべき使命役割であるのです。 |