103  未来を呼び込む感謝行

 

自分に及ぶ総ての問題の主原因は心の中に存在すると言うことでした。

運命を嘆くよりも素直に受け止めて、明るく前向きな人生を生きて致だきたい。

運命を受け止めると言うことは、自らの環境や境遇と和解をすると言うことである。

和解とは感謝の心であります。

与えられた試練は魂を生長させるための試練であったと受け止めることで、不遇な運命への嘆きが、幸運な運命への感謝に変わるのであります。

感謝の心を貫くなら驚くほどの障害打開が訪れます。

数々の不運は人生を嘆くことから始まっていたと気付くはずです。

誰かに陥れられたような不遇な人生に見えていたものが、よくよく心の現状把握を行なってみたなら、自らの選択意思で自分から嵌まり込んだ人生であったと悟ることになります。

また感謝の心を抱くことで、今まで敵対していた人間関係が良好な交友関係に改善される奇跡を味わうでありましょう。

それまで不運を呼び込んでいたのは自分の詰まらぬプライドであったりします。

プライドの中には邪まな優越感や歪んだ自尊心なども同居しています。

現代人が謙虚になれない理由は、このプライドに対する依存心であります。

依存心は囚われの心であり、己心の魔に囚われの身とされた迷妄者たちの虚しい遠吠えである。

現在只今の環境や境遇に有り難みを感じる生き方が人間生活に笑顔を取り戻させるのです。

忘れかけた笑顔を取り戻して、一人また一人と心の交流を増やして行ける貴方であれ…。

感謝の心を貫く人間が一人でも居れば、社会には信頼の波が行き来するようになります。

良き波長は人から人へ伝播して、貴方の環境や境遇に暖かさや優しさを生み出すのです。

感謝の心には相手への配慮が芽生えます。

形だけの感謝には自我が蔓延るため他者への配慮が薄いのである。

手を合わせて祈りたくなるような深い感謝の心には、自他一体の境地が芽生えています。

相手を嫌っていたり阻害していながらの感謝は只の物真似に過ぎません。

心の中に温かい感性を取り戻したなら、精神の良好な波長は周囲の雰囲気を変化させるでしょう。

地道な感謝行は良好な未来を呼び込み引き寄せる力があるのです。

これは経験すれば誰にでも訪れる因果の理法であり、誰もが追体験することが出来る最良の生き方であります。

 

 

 

35 霊性開示 【受難克服編】