104  運命を決する者は自分

 

運命の波に流されたままの人生には個性の輝きが感じられません。

個性化の利点は能動的な活躍であり、主体的な人生の選択であります。

ここに個としての幸せがあり、個性の花は全体を輝かせる為の開花である。

個性の花を如何に咲かせるのか、如何なる色合いを表現するのか。

自由意思の選択肢が、全体を活かす方向で発揮されることを生命の創造主は期待しているのである。

どんな運命に取り巻かれようと、最後に何処へ向かうのかを決するのは自分であります。

自らの環境を素直に受け入れ、境遇に身を入れながらも、何時かは自力で総てを乗り越える為に、ひたすら力量を蓄え続ける貴方であれ。

地道な努力精進は必ず報われると言うことを証明する貴方であれ。

霊性開示の新創世記は魂の黄金期に該当します。

こうした稀有な時代であるからこそ運命は必ず克服することが出来るのです。

心までも否定された暗黒期は、世紀末の断末魔と共に過去のものとしなければならない。

運命には太刀打ち出来ないと諦めていた時代は旧世紀の忘れ形見である。

そろそろ人類は物質文明の呪縛から目を覚まして、霊性の瞳を正しく開かなければならないのです。

自分の悪しき境遇を悲嘆するだけの人は、未だ霊性の瞳が閉ざされたまま、物質文明の鈍重な波動の中で本来の魂が眠り続けているのです。

運命の悲劇を美談とする者は、未だ魂の故郷である実相世界の扉が閉ざされたままの人である。

今さら霊の世界を否定する人に霊界の話を聞かせても馬の耳に念仏ではありますが、地上世界に固執しなければならない理由など無いはずであります。

それに固執する者が居るとすれば魔界の霊人のみである。

彼らは霊界からの生命エネルギーを受けられない状態にあります。

それは自らの心を曇らす暗黒思想から誘発する霊的暗雲が、神の世界から降り注ぐ光エネルギーを遮っているからです。

そうした彼らが活動エネルギーとするものは、地上世界から沸き上がる悪意悪念である。

この悪意悪念を地上世界から大量誘発させる為に、物質文明完結の霊封印呪縛を地上世界に押し付けて、人間心理を迷妄邪説に染め上げたのであります。

こうして霊性を閉ざされた人間社会に迷妄者が大量生産されたのです。

もはや地上に徘徊する迷妄者たちは、魔界の霊人たちからすれば放牧の奴隷に他なりません。

 

 

 

35 霊性開示 【受難克服編】