|
運命は魂の傾向性に左右されながら良くも悪くも変転する。 貴方に及ぶ受難が如何なる内容であれ、自己自身の人生の課題として受け止め、素直に明るく前向きに生きることが望まれます。 その時に鍵となるものが感謝の心であり、感謝とは自他一体による和解であると言うことでした。 地上に生まれ出た理由は人それぞれではありますが、本来の出生理由を紐解けば総ての人間が一人残らず尊い命であります。 個性化を託された人間であるからこそ、貴方にしか出来ない使命役割があるのです。 日々の生活で精一杯なのは自分だけではない。 もっと大変な人生を苦しみながらも立派に生きてきた先人たちも居たのです。 戦時下という運命を受け入れて国のため人のために生きた人々も居りました。 未曾有の大災害という悲しい記憶を引きずりながらも復興再建に生きた人々も居りました。 何度も挫折という苦杯を味わいながらも大きな壁(人生)に立ち向かった人々の心中は、誰よりも複雑な心境であったはずです。 それでも自らの使命役割があると悟りし者は立ち上がり、苦難困難を精神の糧として前向きに生きたのであります。 今一度繰り返すが、貴方よ自らの運命を嘆くなかれ。 貴方の嘆きは誰との比較であるのか…。 貴方よ自らの人生を落胆するな。 貴方の落胆は何との比較であるのか…。 神は本人に解けない問題は与えたまわないと言うではないか。 厳しい環境下に生まれ合わせ、苦しい境遇に巡り合わせているのなら、それだけ本来の貴方が高貴な魂の人であるという証拠である。 貴方なら必ず難問課題を解けるであろうと神から深く信頼されている証拠でもある。 しからば貴方は神の子の自覚を深めながら人間の証明をせよ。 世の中には悪魔の手先の証明を虚しく重ねる迷妄者が多いが、貴方は正しい人間の証明をせよ。 どんな運命が道に立ち塞いでも苦難困難と戯れよ。 魂の傾向性は自らの努力精進で変えられるのである。 貴方の人生は他の誰のものでもなく貴方のものである。 幸運は貴方自身の足で歩み、貴方自身の手で掴むのである。 運命は自分自身の裁量で克服することが出来るのです。 それを只々信じて歩み出す貴方であれ。 陽の当たる坂道を素直に明るく登って行きなさい。 受難を勇ましく克服する姿は、後の世の若者たちまで立ち直らせる道標となる。 そうした高邁な使命役割を貫く人であれ。 |