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004 組織力 (自我力総我力) |
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現代人の組織力は烏合の衆になりつつあります。 お互いの利害が一致する相手とは手を結ぶが、馬が合わない人間関係は有無を言わさず敬遠するのが現代社会の偽りの組織力であります。 自己中心的な思いでは団結は難しく、我儘を押し通す人ばかりが幾ら集まったところで、組織的な強さは育まれません。 一人では実現不可能な事物であっても、同じ理想を抱く者が多く集まって力を合わせれば、大きな目的を果たすことが出来るのです。 そこで必要となるものが適材適所の役割分担であります。 しかし我を押し通す者にはチームプレーは期待出来ません。 また自分の利得ばかりを計算する者は責任感が皆無である。 これは個人的な自我を否定している訳ではなく、尊い自我を個性役割として貴び合えるのであれば自我は大我へと生長して、やがて大きな役割を担う大使命を遂行するための統率者を任されることになる。 自我は個人の幸せを願うが、大我は全体の幸せを願うのです。 意識の高揚(魂の昇華)は心の浄化を果たしながら強い責任感を高めるのであります。 組織力に最も必要不可欠なものは個々の責任感である。 軟弱な組織には責任逃れが横行しています。 崩れやすい組織には責任転嫁が日常茶飯事で起きています。 帰属意識が持てない人間を多く抱える企業に真っ当な未来はありません。 信頼関係が築けない集団は長く持っても烏合の衆に他ならない。 自らの立場が危うくなれば雲散霧消する運命にあります。 組織力の要は総合的な一大理想である。 大いなる理想の下に総ての人間が共に運命を受け入れる覚悟が必要なのです。 まさに運命共同体であるからこそ責任を持って最後まで使命役割を貫けるのです。 この運命共同体の最小単位は家族であります。 家族は社会の縮図です。 家庭生活で秩序と調和が乱れたままであるなら、社会人として会社に属しても帰属意識が芽生えずらいのです。 つまり組織力の基礎は家庭生活の中で育まれるのであり、後ほど詳しく語りますが、魂の傾向性としての人格形成は家庭内でこそ共助研鑽されなければならないのであります。 |