014 産業革命は人間力の機械化

 

近年の産業革命は蒸気の圧力を利用した人間力の機械化でありました。

それによって人間の力量を遥かに超えた機能性や作業性が得られ、社会生活は飛躍的に高まったはずです。

しかしその利便性に依存して贅沢や浪費に走る人間も量産されました。

機械化を個人の我欲追求の道具として使役し、人間の暮らしや心情は後回しにされた感があります。

その最盛期が高度成長期末期であり、人々の心が目覚めぬまま突き進んだ為に、天意による軌道修正が始まりました。

バブルは弾けて崩壊し、経営破綻は一時期深刻的な状態となり、極め付けの天変地異は現代もなお引き続いています。

産業革命で人間が失ったものは少なく見積もっても二つあります。

一つは人として大切な心であり、今一つは人として大切な信仰心である。

心を見失ったものが正しい信仰を貫けるはずもなく、信仰心の無き者に心の深まりは期待出来ないのです。

それだけ人間の心と信仰は密接な関係性があるのです。

現代もまだ各地に巻き起こる天変地異は神々からの警告なのです。

自分勝手な主義主張を改めて心情を前面に出した協調社会を築いて行きなさい…と。

互いに睦み合い助け合う心を忘れてはいけない…と。

結びの心なくして現代人の心の再生は有り得ない…と。

そうした天意を地上の人間側が無条件で受け入れるまで天変地異は治らないのです。

人間側が力の倫理に依存するなら同じく強大な力の倫理で諭され、間違いを示され、それでもまだ暴走する迷妄者たちに警鐘を鳴らし続けている…。

現代の天変地異は東西の大横綱が大相撲で対峙している最中なのです。

力の倫理に拘る人間社会の挑戦は続いておりますが、その最高峰と思われし科学力も、想定外の力量で押し返してくる自然力に為す術もありません。

個性化に拘る人間力には限界があるが、全体意識の統合者である創造主には限界が無いのです。

人間にとっての産業革命とは何だったのでしょうか…。

個人の力量を超えたエネルギーを武器兵器に悪用する人間が、今後さらに偉大な科学力を手に入れたなら何が起こるか…。

未来を開く徳性求道者たちは心を合わせて人類の軌道修正に取り組まなければならないのです。

 

 

 

 36 霊性開示 【天下布武編】