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027 悟性は人類を救済する |
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混沌極まりない現代社会は、個人主義に埋没した数多の人々が、我儘を行使する為に仮初めの民主主義を利用している…。 賛成多数の人々が主権を行使することが出来るシステムは、時に革命や戦乱をも選択しかねないシステムであります。 こうした不完全な統治社会は民意の総意と偽って、欲望願望の成就を誤って実現する危険性も孕んでいます。 民主主義を正しく機能させる為には、少なくとも社会人として公私の区別が出来る人が、有権者として大多数を占めている必要があります。 個人の幸せばかりを追求する者が大多数を占める民主主義が向かう先は、自由意思と自由意思との相剋(混沌)世界である。 21世紀を迎えた人類が未だに到達していない時代精神は、社会人(公人)としての徳性追求社会であります。 統治国家でありながら国力を発揮する個人々々が、公私の区別すら出来ないのであれば、汚職や横領が頻繁に行なわれる愚民政治に堕落する…。 賛成多数の票集めが主目的になって国民の真なる幸せは後回しにされてしまいます。 民意の代表者には人徳が具わった人を送り出せるシステムを早急に創り出さねばならないのです。 本物の悟性を開いた覚者たちに地球の未来を託すべきであります。 人間として未熟なものが国を動かし世界を操作する誤ちを、もう決して繰り返してはならない。 現象的力量に依存する迷妄者を指導者として擁立してはならない。 本来の悟性(精神的力量)を磨いている徳者を探し出して、傾き掛けた統治システムを修復するべきであります。 正しい悟性は人類を救済する。 此の世的な財力も権力も武力にも頼ることなく、全ての現象的力量を超越した高度な徳力(悟性)を湛えた徳者たちは、精神的力量が何たるかを人生を通して教えてくれるでしょう。 そろそろ人類は真に目覚めなければならないのです。 夜明けが近いことを告げる長鳴鳥は今も声高に鳴き続けています。 それと同時に人心荒廃が引き寄せた天変地異が猛威を振るっています。 現代を生きる人間は大きな岐路に立たされ、重大な選択を迫られているのです。 |