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030 引力拝力は安定への導き |
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組織力を高める為にはバランス感覚が重要な要素となります。 人間関係は相互の信頼(バランス感覚)で育まれるものなのです。 その信頼関係は個人の心の調律(バランス感覚)で保たれています。 つまり組織力の基礎も心の調律に関わってくるのであります。 心の中に深い好意や強い嫌悪が根付くと、それが魂の傾向性となって人間関係にも反映される。 人間社会に巻き起こる吸引力や排斥力は、全て心の投影が成さしめているのです。 心の磁石は誠に正直に、その性質と同波長のものを呼び寄せ引き寄せるのである。 心内葛藤が多い人が何人か居れば組織内にも紛争が繰り返し現れてくる。 本音と建前を使い分けている間はまだ紛争が少ないかも知れませんが、近年の自己主張は心の内部に重要事項を留め置く習慣が薄れ、相互の立場や時節を待つような溜めの効く精神が弱くなっている。 組織力には人間本来の心に公私の区別が必要不可欠で、この公私の区別は物質世界と霊性世界の正しい認識(区別)なくして有り得ない世界観です。 霊性が閉ざされた旧世紀には、物理的力量による序列が組織に幅を利かせておりました。 そこに人徳の有無を顧みない主従関係がありました。 そうしてそれが当たり前の社会だと思い込まされた時代でもあったのです。 高度成長期の頃の繁栄は物理的力量の真価を試された時期であり、そこに精神的力量が後追いでも発揮されたなら、あのまま歴史の黄金期に突入することも可能ではありました。 本来の地上社会は精神的力量が先走り、後から追従するように物理的力量が躍進するのが理想であります。 心の世界を科学的に解明することが遅れた為に、人類は悲惨な世紀末(天変地異)を招いてしまったのです。 個人の心の内部に何が展開するのか…。 その真相を知らずして光明未来の岩戸開きは完成しません。 内的整理(反省回顧)無くして心の狭霧は払えないはずです。 本来の魂の純粋個性を取り戻した後で再び現象世界を見回してみれば、今まで自分自身の心の中に何が展開していたのかを正しく精査することが出来るのです。 誤った心の引力・拝力が成されていないかどうかを自発的に精査するべきであります。 |