032 組織には霊的磁場を置け

 

ピラミッド型組織は安定感のある組織形態ではありますが、我の強い人間が中軸に座ると崩れ易い組織形態に変貌するのです。

組織力を内部から崩すのは何時の世も自我我欲に溺れた迷妄者である。

屈強な組織は外部からの攻撃にはビクともしないが、内部からの結束崩しには弱いのであります。

長い時を要して築いた信頼関係は精神的力量が強き結びを促すが、信頼関係の薄い現象的力量は外部からの悪影響を耐え忍んでも、内部に巣喰った癌細胞(迷妄者)の自分勝手な横暴で簡単に亀裂崩壊させられてしまうのです。

組織には役職(役割分担)がありますが、形式的な役職を準備しても、その役職なりのスペシャリストが任務に就かなければ内部組成は難しいのであります。

更に部署ごとの結び付きが望めなければ組織は弱体化します。

バブル崩壊時の組織に多かった企業崩壊は、迷妄者による会社の私物化が原因でありました。

私物化したポジションだけを守るために、同一組織内で周辺汚濁を繰り返す迷妄者は、特に人望の高い人格者を嫌って闇に通ずる画策を行使したのである。

迷妄者たちは自分の利得だけを追求して偽りの団結をするが、そうした烏合の衆である迷妄者たちの行き着く先は共食いであります。

こうして迷妄者を誤って要職に置いた組織は内部崩壊の運命を辿りました。

このような不運を組織体が辿らぬように、組織の中核には必ず霊的磁場を置かなければならないのです。

身を以って企業理念を体現するようなマスター(共通概念施行者)を組織の重職に据える必要があります。

有能なマスターは人格の香り高さで人望を集め、取り組む姿勢(徳性)で周囲の人々を導き育てるのです。

霊的磁場は善なる感化力で内部の結束を自然に固め、魂の傾向性で繋がる内部結束は組織力を心の黄金律(精神的力量)で高め深めるのであります。

こうした霊的磁場を組織の中核に据えることに成功した企業は、人類に明るい未来を提供するでありましょう。

自社の利害ばかりを追い求める企業はブラック企業の悪烙印を押されて、反面教師の教材として長く歴史に悪名を残すことになるのです。

組織力が自我力に片寄っているか総我力に片寄っているかでは天地程の違いがあります。

個人は組織の為に、組織は社会の為に、社会は国家の為に、国家は世界(地球)の為に、夫々の力量を自発的に提供することで、真なる大調和の世界が地上にも顕現するのです。

 

 

 

 36 霊性開示 【天下布武編】