045 生命道は果てしなく極みなし

 

人心荒廃の著しい現代こそ、総ての人間が取り戻さなければならないものは魂の原点であります。

それは個性化に於ける太始の純粋個性に立ち帰ることであり、本来の目的目標を想起することであります。

これは古くから伝えられた復命と言われるもので、霊性への里帰りを意味しています。

何のための個性体なのか、何ゆえの今世なのか、何処から来て何処に向かうべきなのか…。

生命の本質に立ち帰ったなら、今までの生命道の歪みが良く見えるようになるのです。

普段の生活から一歩離れて見つめ返すと、自らの言動が正しいものであったのかどうかを、冷静な瞳で見渡すことが出来るのである。

主観視は他者差別を得意とするが、その起点が自己にある間は自己主張による差別視であります。

しかしその視点が自己主張を離れて第三者的立場に移れば、差別視は区別視となって正確な客観視に立てるのであります。

しかもこの客観視には真理の深まりと高まりに応じた霊性の認識力が加わり、その霊性の認識力には果てがなく極みもないのです。

こうした観点から生命道(転生輪廻)にも果てがなく極みがない。

誰もが終わりなき旅路を歩んでいる永遠なる旅人であります。

地上人間として肉体生命に宿る期間は数十年ではありますが、有限の世界に仮存在として生きた経験値は、永遠に貴方自身の記憶の宝庫に記され残されているのです。

人生は遊戯ではなくゲームでもありません。

自らの人生が気に入らないからと言ってリセットするものではないし、誰かの人生を肩代わりすることも出来ないのです。

貴方の人生は貴方だけのものであります。

貴方の貴重な命を何のために行使するのか…。

その解答の深まりが前世の貴方(魂の傾向性)を掬い上げ、今世の貴方(使命役割)を明確にして、来世の貴方(生命道)を手助けする光明の道標となるのです。

現世での体力を強化することも大切な意義がありますが、尚更なこと精神力(生命力)を増強することは、転生輪廻を超越した貴方の魂を救済する最良の選択肢となるでありましょう。

霊性開示の新創世記は魂を飛躍的に向上させる大きなチャンス期でもあります。

こうした文化の興隆期に霊性を取り戻して、永遠なる生命道に意識を帰還させる必要があるのです。

もう決して精神力を無視した暗黒時代に歴史を逆行させてはならないのであります。

 

 

 

 36 霊性開示 【天下布武編】