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051 重圧を耐え忍ぶ精神力 |
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外障害にも意識があり心があります。 意図的な悪意や悪念が我が身に襲い掛かる時もある…。 既に心を顧みて自己反省が済んだにも関わらず、悪しき外障害が飛び込んでくる時があります。 これは過去の思いの現れであり、反省回顧によって心は改められたが、心の法則の現象的タイムラグで受け止めざる負えない自戒作用なのである。 ケミカライゼーション(自戒作用)は心の浄化を果たした人間に起こる自然治癒の現象的タイムラグなのです。 人生の課題には二つの関門があります。 一つ目の関門は心の迷妄を知らせるための警告としての重圧です。 この警告を無視し続けると外障害は益々エスカレートして、やがて身動きが取れない状態にまで追い詰められる…。 それに対して反省回顧なきまま反発するなら、行く末は完膚なきまで徹底的に想定外の外障害が襲い掛かるのです。 二つ目の関門は反省回顧をして心の浄化を果たした人間に、自然治癒力として発揮される精神治療であります。 散らかった部屋を片付ける為には一時期は更に雑多な状態になりますが、徐々に整理整頓されて部屋は片付いて行きます。 これと同じような状況がケミカライゼーション(自戒作用)として起きてくるのです。 身体に受けた切り傷や擦り傷を治す為に、血液は自然に固まって患部に瘡蓋を造り固め、瘡蓋の内部では再生治療が行われるのです。 その最盛期には痛みや痒みを感ずるが、この場合の痛痒は癒される過程での物理的重圧であります。 こうした治癒過程に起こる痛痒を嫌って更に傷口を自虐的に深める人が多いが、あれこれと心労して右往左往するよりも静かに治癒過程を耐え忍ぶ精神が大切になる。 悪しき境遇をエスカレートさせてしまう人間の心には耐え忍びの精神が弱いのであります。 万事に通ずる忍耐力を常日頃から鍛えておかなければならない。 それが様々な人生に巻き起こる外障害を克服する為の精神力強化に繋がるのであります。 自己自身の心を改めたにも関わらず、悪しき因果は執拗に襲い掛かってくるのです。 それは外障害にも意識があり心がある証拠になりますが、完全に外障害との悪縁が無くなるまで、繰り返し襲い掛かる重圧を耐え忍ぶ必要があるのです。 そうした努力精進が更に人格を高めさせ徳力を強めさせるのであります。 |