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052 我を無くせば軽くなる |
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自戒作用を耐え忍ぶ精神を強める必要があると語られた訳でありますが、この忍耐力を弱体化しているものが何であるかを知ることが大切であります。 忍耐力を弱めている原因は自己自身の甘えであり刹那への傾倒である。 精神の甘えは妥協癖であり諦めの早さである。 それらを心に誘発しているものは不安や恐怖であります。 何に対する不安恐怖かは人それぞれでありますが、その共通概念を見渡せば自己自身の失いたくない囚われや拘りに辿り着きます。 自分にとって大切な何かを手放したくないという思いが自我を我欲にまで膨れ上がらせている。 この我欲に依存している間は、自己自身に対する甘えに勝ち目がありません。 現代人にも断捨離を叫ぶ人が多くなりましたが、人間が霊性を開く為に捨て去らなければならない急先鋒は我欲である。 この我欲を抱いたまま物理的事物を断捨離しても、その反動は輪を掛けて深刻な事態を呼び込み引き寄せることになるのです。 また刹那は人の心に入り込んだ自己中思念であり、今だけ楽しければ何でも良いという思いの中には感覚への自己陶酔が付き纏うのです。 自己陶酔を餌(食料)としているものは悪霊の類いである。 人間の自己陶酔が快楽追求に堕落するなら悪魔の界隈として操られるリスクを背負うのであります。 悪霊悪魔の類いは執念深いが忍耐力が薄いのです。 そのため彼ら(悪霊悪魔)は人の心を歪ませんと画作するが、対象の人間が耐え忍びを継続すると、彼らの餌が供給されない状態が続いて苦しくなるのです。 その苦しさに耐えられず彼らは自ら憑依を解くのです。 こうした霊的状況(脱憑依)を創り出す為には、人間が心に抱きがちな我欲を捨て去らなければならないのです。 我を無くせば心は軽くなる…。 これは霊的事実としても真実を物語っています。 どうか忍耐力を強めて下さい。 これは人間関係にも社会環境にも大いに役立つ精神力であります。 耐え忍びの徳には上限がありません。 貴方のペース(歩調)で徐々に高め強めて行けば良いのです。 その過程にて小さな敗北も数限りなくあるでしょうが、総ての事例を明日への教訓として再び三たび歩き始める勇者の前には、魔界の迷妄霊たちも手を挙げて道を譲らざる負えないのであります。 |