053 耐え忍びは強さの証明

 

人間にとっての精神面の強さは夢を諦めない心であります。

目的目標があっても目先に障害が現れる度に意気消沈して諦めるなら忍耐力は必要がないのです。

耐え忍びが必要になる場面は、大きな障害に行方を塞がれた時であり、謂れなき足止めを受けた時であります。

立ち塞がる外障害に怯えて尻込みすることよりも、もっと気を付けなければならないことは、自分の気持ちが萎えないようにすることです。

失望や怠惰は夢を見失う毒薬である。

諦めの思いは自己限定の迷いである。

何か大きなものに行く手を遮られた時は、周囲の何かに慟哭することよりも、自分自身の心を説得することの方が優先課題になるのです。

夢を諦める理由があるのなら同じ夢を諦めない理由を持てば良いのです。

何も遣る気が起きないのなら遣る気が出る材料を揃えれば良いのです。

言い訳は良し悪し両面に付けられるものであり、働き者にも怠け者にも其れなりの理由付けは出来るのである。

何事が起きてこようともガッシリと受け止めて、ジリジリと土俵際に押し込んで確実に寄り切るような、人生の横綱相撲を心掛けるべきであります。

外障害を人生の課題として甘んじて受け止め、凡ゆる思考回路を駆使しながら徐々に克服する貴方であれ。

道は無数にあり解答は一つでは無いのです。

例え苦し紛れであっても、暗中模索になっても、解答を探し求める気持ちを失わないことである。

ここにこそ耐え忍びの精神が光るのであり、知力も気力も出し尽くす価値があるのです。

精神力は使えば強化されるが、使わなければ退化します。

また精神力を使い過ぎれば疲弊して、使わなさ過ぎれば固着するのです。

自分にとっての程良い忍耐が、どの段階に有るかによって、克服力の如何(個人差)が表れてくるのです。

そうして忍耐力に於ける現在の心境を少しづつでも高められれば、リカバリー精神も強くなるでありましょう。

忍耐力こそ精神の強さを推し量る基準になるのです。

それこそが人間にとっての人格高揚の証明になるのであります。

 

 

 

 36 霊性開示 【天下布武編】