056 霊障害は頻繁に起きている

 

前章に於いては忍耐力について語られましたが、忍耐力を磨く必要性は物理的事物による外障害を克服するための精神力強化でありました。

これから語られる霊耐力に於いては霊的内障害を克服する為の精神力について語られるものであります。

霊耐力という言葉自体が余り聞き慣れない言葉ではないでしょうか…。

普段の生活の中で意識するしないに関わりなく、頻繁に巻き起こっているのが霊的障害であります。

しかもテレビで特集される怪奇現象や霊体験のような特別なケースでもなく、貴方の身近にも当然の事のように日々展開するのが霊現象であるのです。

どんなに徳性を高めた聖人賢者であれ、高度な悟りを開いた宗教家であれ、深い真理を悟得した思想家や哲学者であれ、地上世界に肉体を纏って生きるからには避けられない世界観であります。

ましてや人間社会で仕事や学業に勤しむ人々は、霊現象を生活の一部として日々体験している。

近年では地上世界に蔓延した唯物論や進化論などの迷妄邪説に踊らされ、封建制度や民主主義での法規制に縛られて、霊界の真相が闇に封印された感があります。

太古の時代では身近に感じた神仏との深縁が、現代人には霊性封印と共に疎遠となりかけている。

そのため身近に巻き起こる諸々の霊現象を気の迷いとして敬遠するに至りました。

しかし現実は目を覆いたくなる程の悲惨な霊現象が身近に起きています。

大事件や凶悪犯材の背後で霊的に糸を引く悪魔が存在します。

イジメやハラスメントの背後で跳梁跋扈する悪霊が存在します。

普段の人間関係の背後で悪意悪念を増幅せんとする迷妄霊が存在します。

何気なく発した言葉の中には自己自身の思念想念もあるが、去来した浮遊念も同居しているのです。

何処までが自分の魂の本心で、何処からが去来した浮遊念であるのかを見分ける為には、正しい反省回顧を通さなければ判別出来ないのです。

ましてや自己反省の習慣が無い人間には思念想念の識別は皆無である。

これから詳しく説明しますが、霊的障害を無法地帯として放置してきた責任は誰にあるのか…。

その責任は他の誰でもなく、総て自己自身の心の投影として再考するべき自己責任として、自分自身が受け止めて行くべき人生の課題でもあるのです。

 

 

 

 36 霊性開示 【天下布武編】