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063 決して恐れずに光明を描け |
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何れにしても精神力の高揚を邪魔立てしてきたものは、目に見えない悪霊悪魔に対する恐怖心であります。 姿形が肉眼では見えないからこそ尚一層の不安や恐怖を感じるのです。 しかし地上人間と霊人との大きな違いは肉体が有るか否かの問題である。 人間は転生輪廻を繰り返して霊界と地上世界とを行き来する生命体であります。 皆さんも一人残らず本来は霊人なのです。 先に天国に帰った御先祖様や祖父祖母あるいは父母は、天国にて貴方達の暮らしを見守っています。 そうしてその御姿は貴方達の未来像でもあります。 やがて貴方も天国にて貴方達の子供や子々孫々を見守る立場に行き着くのです。 地上世界で真っ当な人生を送れず魂を真っ黒に歪ませた人間は、肉体死後に同質の霊世界に引き寄せられるのです。 これは霊界を統べる波長同数の法則で自然に魂が振り分けられるのである。 もちろん閻魔大王のような霊役職を担う方々も実際に存在するが、彼らが采配を振るう場面は、他人の気持ちを度外視して好き勝手に生きた人間でありながら、自己自身の身勝手さを認めようとしない迷妄霊に対する大鉈采配である。 こうした迷妄霊たちは真っ逆さまに地獄世界へ堕ちて行きますが、自らの心を顧みる習慣が現れるまでは、その重苦しい我欲の足枷を外すことは出来ないでありましょう。 こうした地獄世界は比較的地上世界の近い霊層にあるため、時折り地上世界に這い出してくることがあります。 それを可能ならしめているのが地上人間から沸発する悪意悪念で、この悪思念と迷妄霊たちの波長が同質のものであるからこそ、迷妄霊たちは地獄から這い出してこれるのです。 迷妄霊たちは心の歪み道理の姿形に変化仕掛けているが、元を辿れば地上人間と同じ心を持った人霊であります。 霊体であるが故に心の波長が合うか否かで現れたり消えたりするのです。 それに不安を覚えれば恐怖の対象を心に認めることになり、迷妄霊たちの存在を容認することになるのです。 恐れる必要はありません。 迷妄霊も霊に過ぎません。 暗闇の中を渡り歩くしか手立ての無い迷妄霊は、真理の光明の前には空しく姿を消すしか方法がないのであります。 |