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068 心に思い描いたものは実現する |
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心の法則は誠に正直に自己展開します。 短略的心は単純な結果を生み出し複雑な心は複雑怪奇な結果を生み出します。 人を呪えば穴二つ…。 相手を陥れる想像は其のまま自分をも陥れることになる。 不運を思う人間こそが、その不運に最も波長が合う人であるからです。 心に思い描いたものは実現する。 幸福も不幸も、人間の思念想念が生み出し創り出した想像の産みの親であります。 同じ思いを描くのであるなら、自分一人だけの利得利害ばかりを描かず、誰かの幸せの為に、何かの幸運の為に、想いを廻らす貴方であれ…。 思いとは田の心と書いて思いと言うのである。 これは自己限定の枠(口)の中で自己を中心(+)にした思いであります。 それに対して想いとは相手の心と書いて想いと言うのである。 それは相手の気持ちを配慮(理解)して心を廻らす想いであります。 思いは自己反省を進める上で有用な思考であるから、使い方を正せば高度な思想や奥深い哲学となるのである。 しかし使い方を誤れば我田引水的な利己心としての窮屈な想像を他者に押し付けることになります。 想いは他者への愛を施す上で有用な想考であるから、使い方を正せば深遠な慈悲や豊潤な慈愛となるのである。 しかし使い方を誤れば自己自身の存在を忘れて自分の命を軽んずる自己犠牲に突っ走る危険も孕んでいる。 思念(思い)も想念(想い)も適材適所で臨機応変なる使い分けが大切であります。 ここに徳性を育む必要性が問われるのであります。 正しい想像力とは人徳により思念想念を使い分ける力である。 邪な思いを勇気を持って排除する解除力であり、真っ当な想いを希望を持って貫徹する調整力であります。 今一度繰り返しますが、心に思い(想い)描いたものは実現する。 如何なる思い(想い)を心の中に持ち歩いているかを知ることは、自己自身の本質を正しく悟ることであり、他者への愛を深める魂の本質に里帰りすることである。 これこそが人間の証明であり、神の子の自覚を深める結びの大道であります。 |