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070 大切なものは行き先と軌道修正 |
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何かを思い付いて歩き始めた人生は、その思い付きが消えない限り小さな遣り甲斐となって気力を湧き立たせます。 しかし思い付きが浅い思考であるのなら、やがて心に飛び込んでくる数々の思念想念に翻弄されて、目先に沸き立つ興味関心の誘惑に意識を持って行かれることも多いでありましょう。 人生を脱線させるものは現代社会には溢れている。 しかも直ぐ手の届く所に転がっている。 今しがた手に取った興味関心に没頭することで、自分がいま何処で何をしていたのかさえ忘れてしまうこともあるはずです。 こうした目先の興味関心も、結局は自己自身の魂の傾向性から派生した心の法則(因果の理法)によって現れた心の影であります。 こうした途中下車が無意味かと言うとそうでもなく、様々な知識として今後の智恵と教訓に変えられるのであれば、それなりに意義のある経験や体験になるのです。 しかしその途中下車を安住の地として人生の旅が終わってしまうのであるなら、人間の度重なる興味関心は優柔不断を誘発するばかりで、行き着く先は刹那に嵌まり込んだ迷妄者を街に溢れさせることになります。 人間にとって大切なものは行き先(目的目標)であり軌道修正であります。 理想(目的目標)を見失わなければ脇道も遠回りも貴重な経験値になります。 たとえ苦しい境遇に叩かれ後戻りを強いられたとしても、理想さえ見失わなければ再起の機会は必ず訪れます。 小さな興味関心も度を越せば深刻な依存心(執着)となり人生の足枷になります。 何時でも執着を払い除けられる人生の達人も居るでしょうが油断は禁物である。 執着に注がれる毒酒は自己陶酔へと引きずり込み、果ては中毒症状が常態化するところまで落とされ兼ねないのです。 社会人として興味関心事を嗜む程度で意識を解除する力も強めておく必要があります。 ミイラ取りがミイラにならないよう、人生の舵取り(軌道修正…調整力)を心掛ける必要があります。 執着から身を守る解除力と、常に正道に立ち返る調整力を磨いて致だきたい。 貴方の想像力の中に剣(解除力)と盾(調整力)を常備して、大目標なる聖なる理想実現を力強く描いて致だきたい。 |