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073 想像の原点実相世界への里帰り |
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人間の心に浮かぶ想像は、霊的世界の縮図であり模写であります。 未だ地上世界には存在しないものでも、霊的世界には総てが実在しているのです。 想像の原点は実相世界でありますが、総ての善きものが実相世界には充ち満ちている。 実相世界から降り注がれた創造が霊的世界を通過する際に、様々な霊的個性を付加させて地上世界に投影されるのであります。 霊的世界は善なる霊界でありますが、地上世界に近い部分には個別意識に凝り固まった悪なる霊界もあり、そうした悪思念を誤って通過すれば、地上世界に悪しき想像が投影されると言うことです。 元々は慈悲慈愛に溢れた善なる創造であったのです。 そうした善なる創造力も地上世界に近付くにつれて、鈍重な個別意識に毒された想像(意味内容)に変化するのであります。 人間が心に抱く想像も様々な歪曲思念が介在している。 そうした想像描写の中から善きものを抽出し、悪しきものを排除して、想像の原点である実相世界の慈悲慈愛に限りなく近付けることが大切な普段の努力精進になる。 そこに解除力と調整力を駆使した人生が望まれるのです。 貴方は知っているであろうか、形ある事物には全てに意識があることを…。 貴方には感じるであろうか、事物に込められた念いにも感情があることを…。 奇しくも霊的人間が想像した造形物であれば、そこには造形なりの意識が、造形に込められた感情的心を訴えかけてくるのです。 これは芸術世界だけの話ではなく全ての造形物に当てはまる心理であります。 それ故に全ての造形物を無碍に扱ってはならず、軽はずみに破壊してはならないのです。 心には痛みが伴います。 喜怒哀楽が存在します。 どんなに小さな命でさえも神の生かす力が流れている。 これは全ての造形物も同じであります。 ただ造形物なりの時間の流れが、人間の一生に比べれは遥かに長いと言うことである 貴方の想像力で産み出した現象的事物は全て貴方自身が産みの親である。 産み落とされた大切な想像物(我が子)を大切に想う気持ちは、人間を創造された実相大神(御祖)が人間(我が子)を大切に想う気持ちと同じものであります。 人間が想像力を高め強める為には魂を実相世界に里帰りさせなければならない。 想像の原点は常に実相世界に実在するからであります。 |