087 黄金律は揺るぎなきバランス

 

総合体としての創価作用(実相力)は常に大調和が原点になります。

それに反して個性体としての創化作用(現象力)は不安定状態から安定へと向かう創造形態であります。

大気は暖かい場所を求めて移動することで風が起きます。

水気は低い場所を求めて移動することで河川となります。

生気は大地に根を張り天の光を求めて生長することで草木となる。

土気は重力を引力に委ねることで大地を固めるのであります。

不安的状態にあるものが大調和(安定状態)を目指すことで、霊的にも物的にも力量(創造形態)が現れるのです。

創造形態の黄金律は不安定と大安定の比率に関わってくる。

何れを開始地点(不安定)とするか…。

何処を最終目的(大安定)にするか…。

ここに人それぞれの個人差が出ることは当然の理であります。

つまり創造形態の黄金律は無数にあると言うことです。

しかし個性体が創化作用を行なう場面では、個性の現状に応じた黄金律があり、これは三相応(人・時・処)に兼ね合った個人的な黄金律を採用するべきなのです。

その三相応に適した黄金律は只一つしかありませんし、三相応の一つでもズレれば、新たな黄金律を模索しなければならないのです。

こうしたことから逆算しても、自己自身の現状把握は重要項目であり、己れの正体を真に知る者こそ偉大な創価力を発揮する人生の達人であるのです。

自分の普段の素行を棚に上げて他者批判ばかりを繰り返す者は、創価力とは縁遠い迷妄者に成り果てている。

迷妄者とは自己自身の現状を知らず(知ろうともせず)我欲の毒酒に深酔いして、他者に批難中傷を浴びせる精神異常者のことを指しています。

対人関係を円滑にするためには相互のバランス感覚が必要になります。

お互いの立ち位置関係を把握しなければ、自己都合優先の言動が多くなります。

人間関係の黄金律も、創価力の黄金律も、中核にあるバランス感覚には共通するものがあります。

最も偉大な力量を発揮する方は、常に総合体としての責任観念で総てを見守っています。

その大極に居られる方が実相大神(創造主)であります。

 

 

 

 36 霊性開示 【天下布武編】