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096 判断の力 |
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徳性具現力には徳高き判断力があります。 人間心では解決しない物事であっても、高次元神界(実相世界)の判断の力量には解けない問題は無いのであります。 四方八方が塞がれ四面楚歌の状態で成す術もなく頭を抱えた状態であっても、気持ちを切り替えて仰ぎ見れば上方があることに気付くのである。 降りしきる雨を凌いで走るのも良いし歩くのも良いし、立ち止まって傘をさせば良いのである。 傘が無ければ雨宿りするか誰かに傘を借りれば良いのである。 それも駄目なら暫し立ち止まって雨に濡れながら思案すれば良いのである。 本来の発想には終わりはなく果てはないのです。 人間社会には物理的力量に即した凡ゆる制限があり決まり事が多いが、霊性を開いた精神的力量には解決策が無数にあるのです。 人間心で好い加減な処で諦めて妥協しない限り、何時かは実相世界の判断徳力に繋がるのである。 人間の発想にも魂の傾向性が強く作用してくるのであります。 何に興味があり何処に向かいがちであるか…。 此処に個人的な心の偏りが現れても可笑しくはないのです。 消極的な思考が多い人は一言目から諦めの言葉が飛び出し、不安や恐怖に怯える人は後ろ向きな思考に逃げ込み、不幸観念が強い人は最初から最後まで失望思念に取り巻かれているのです。 本来の魂の発想には規制も制限もなく、何時までも何処までも判断力を高め深めることが出来るはずであります。 事に行き詰まれば大自然の営みを見れば良い…。 其処には黙々と営みを続ける自然界の手本がある。 悩みに暮れるなら夜明けを待って朝の陽光を仰げば良い…。 其処には朝霧を退けながら差し込む陽光が見本を示している。 何も解決策が見当たらなければ静かに座して神に祈れば良い…。 其処には霊界から届けられるアドバイスがインスピレーションとして湧いてくるでありましょう。 判断の力には次元の高まりに於ける精密さ緻密さが増すのである。 高次元神界に至れば多面性応用性も増すのである。 徳性の高まりは判断力を高めるのであります。 実相世界の判断の理念も創造主の慈悲慈愛の光明に繋がっているのであります。 諦めず思案を繰り返した科学者は大発明に至ったのである。 終わりなく思考を貫いた思想家は大哲学を構築したのである。 彼らは諦めの言葉を捨てて判断力を磨いたのであり、それは其のまま人類の進化発展に貢献したのであります。 |