012 懐かしく麗しい魂の記憶

 

現代人は長い転生輪廻の果てに大切な何かを忘れ掛けています。

地上と霊界とを行き来することで多面的な経験値を得る機会を与えられている…。

しかし幾たびかの地上人間経験が魂に鈍重な波動を摂り込ませてしまいました。

そうして物質化に向かう魂は霊界に帰っても地上的な感性を引き摺っています。

霊界では肉体を脱しているにも関わらず、三大欲求の名残(習慣化)から食事をしたり睡眠をしたり性行為をして、地上で生きていた頃に行っていた仕事を続けている霊人も多く存在します。

肉体を脱した霊魂は実相世界から降り注ぐ生命エネルギーのみで活躍することが出来るのです

霊界では地上での肉体生命に付随する食生活・眠生活・性生活に依存する必要がないのです。

本来の転生輪廻の目的は魂の進化であり結心の深化でありました。

そのための多面的な経験値である転生輪廻のはずが、どうしたことか地上的意識(物質価値)に傾倒する人間が増えてしまいました。

それだけ地上世界に依存しがちな快楽が多いことを裏付けている。

世の中の諸生活が便利となり、娯楽遊楽などの誘惑も多い昨今、人間は強いて忍耐を磨く意味を失って、心を顧みず精神を忘却するに至りました。

そのため人類共有の精神世界は無法地帯となり、疑心暗鬼が横行して魑魅魍魎の闇黒精神に支配されかけている。

そのうえ人間の欲望社会から誘発する悪意悪念を好んで貪る悪霊悪魔が力を強め、更に人間社会を大混乱させんと躍起になっている。

その魂の逆行現象にストップを掛けるべく世紀末には数多の天使が地上に降臨しておりますが、まだまだ一人々々の悟りが浅いが為に既に地上世界は手遅れの状態にあります。

しかしもし貴方が魂の奥底に、現状の人類に対する憂いや疼きを感ずるなら、どうか人々の真心を救うべく最後の希望があることを信じて致だきたい。

そうして最後の希望に身命を賭して諦めず心の改革(浄化)を果たして致だきたい。

例え地上に再び大戦乱が起きようとも、更に幾たびかの大災害が起きようとも、荒廃した大地から新たな文明の新芽が顔を覗かせるでありましょう。

その最後の新芽を地上に降りた天使たちが守り通すことで、最後の希望は最初の希望へと継承されるのです。

希望の新芽には懐かしく麗しい魂の記憶が刻まれているのであります。

 

 

 

37 霊性開示 【如意宝珠編】