019 心の浄化は三段活用

 

心の浄化と一言で云っても、これはそれほど簡単なものではありません。

小さな自己反省すら出来ない人は現行社会に溢れています。

顕在意識(表面意識)で反省回顧が出来ないなら、潜在意識(魂の傾向性)の心の浄化は有り得ないのです。

心の世界は大きく分ければ顕在意識(表面意識)・潜在意識(魂の傾向性)・深奥意識(生命の実相)の三種に分けられます。

普段の生活の中で他人との具体的な関わりがある顕在意識(表面意識)は、寒海に浮かぶ氷山に例えれば正に氷山の一角であります。

海面上に頭を持ち上げる氷山は、氷山の全容からすれば僅か5%〜10%でしかありません。

残りの90%〜95%は海中に隠れている…。

こうした構図から海上の風当たりと海中の海流当たりを比較しても、その影響は本体である海中の氷山部分の方が大きいはずであります。

つまり人間の精神を氷山に例えれば、目に見えない潜在意識の影響の方が人生を大きく左右すると言うことです。

海上の風が東に向かって吹いていても、精神の本体(心の大部分)が属す海下の海流が西に向かって流れていたなら、やはり氷山自体は西に移動すると言うことであります。

自分の表面意識では幸せになりたいと願っていても、潜在意識では不幸せを呼び込み引き寄せる心の習性(海流)が有るなら、表面意識での幸せへの願いとは裏腹に、不幸せを招く境遇が海流の如く流れてくるのです。

これが自業自得縁廻の正体であります。

何処かの誰かが意地悪で不遇を持ち込むように見えたとしても、その本質は自己自身の心の習性そのものが呼び込み引き寄せていたことが主原因であるのです。

そのため責任問題を他者に転嫁している間は根本解決に辿り着けないまま、表面的応急処置は再び同種の不遇を繰り返し呼び込み引き寄せるのであります。

つまり表面的解決(応急処置)を施したなら、直ぐさま心の傾向性を改善する努力精進を持続して、潜在意識下に流れる不遇を呼び込み引き寄せる大海流(悪しき魂の傾向性)を善展開させなければならないのです。

更に心の浄化を果たしながら魂の奥底に横たわる人類共通理念である実相世界の光明を、自発的に呼び込み引き寄せ、生命の聖なる泉として無尽蔵に湧き出させる必要があります。

@反省回顧A心善展開B実相顕現

このような三段活用が心の浄化には必要不可欠になるのであります。

 

 

 

37 霊性開示 【如意宝珠編】