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033 霊的磁場には中心がある |
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地上世界に秩序が生まれた時、そしてその秩序が保たれた時に、中軸に当たる部分には秩序の要とも言える中心が存在します。 宇宙空間を渡る太陽系には約10の惑星が浮かぶが、その太陽系の中心は言わずと知れた太陽であります。 また銀河系には幾千もの太陽系(恒星を中心にして惑星が巡る)が浮かぶが、その銀河系の中心にも銀河核と言える中心星が存在します。 更に宇宙空間には幾万の銀河系が浮かぶが、その宇宙空間の中心にも宇宙核と言える中心星団があり小宇宙を形成運営しているのであります。 これはミクロの世界に於いても同じであり、原子核の周りを電子が巡ることで原子は力量を発揮するのです。 原子の集合体である分子も、分子の中心核として統合する意識が存在するからこそ、分子は分子の役割を担えるのである。 細胞も同じく細胞核があり、肉体臓器も心臓が中心核となって人体は健全なる姿を保つのです。 秩序と調和を保ちながら生命力を発揮するものに、中心核の無いものは存在を維持することすら難しいのです。 つまり秩序と調和を保つ秘訣は、そこに必ず中心核を持つと言う事であり、この中心核に全ての意識を統合することで、全力量は偉大なる使命役割を果たすのであります。 ここに自我と個性の違いが見え隠れしています。 自我は単体の自分が中心核に成りたがるが、個性は自らの役割として中心核に意識を合わせることになる…。 自我は自意識を強める為に彼我を従属的立場に置こうとするが、個性は全意識を強める為に我が身を自発的に提供するのであります。 両者(自我と個性)の行く末は傲慢と謙虚であり、自我は自意識が高まる毎に傲慢となり、個性は同じ自意識が高まる毎に謙虚さを深めるのです。 何方が生命力を発揮出来るかは可能性を察すれば判別出来るが、自我は自意識の限界が文字通りの限界となるが、個性は全体を生かす為に自意識の枠を超えて無限に生長するのであります。 自分(自我)を中心に置きたがる者と、全体を生かす為に自分(個性)を提供する者では、考え方から生き方まで正反対の意識が働いている…。 自我意識の方向性は魂の物質化であり、個性意識の方向性は魂の霊性化である。 何方が心の扉(岩戸)を開く勇者に成り得るかは一目瞭然であります。 |