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047 迷妄邪説を断つ足るを知る精神 |
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幸福は何処か遠くにある訳ではなく常に身近に寄り添っています。 また幸福は遠い未来にある訳ではなく何時も久遠の今に時々刻々と息付いています。 常に身近に寄り添う幸福に気付いたなら身体が軽くなるでしょう。 人は幸福を求める為に数々の縛りを身に付けようとする…。 その縛りに一時の安らぎを得んとするが、すぐさま流れ去る安息に空虚感を深めて更に不足の念に迷うのであります。 また何時も久遠の今に時々刻々と息付いている幸福に気付いたなら精神が軽くなるでしょう。 人は幸福を求める為に多大な時間を浪費しています。 その時間浪費に空虚感を抱いて金銭を掛けて時間を買うことが増えるのであります。 結局は空間にも時間にも本当の幸福を見い出すことが出来ず、物理的な付着物に依存することになるのです。 現行社会の経済は時空間の浪費によって運営されています。 世の中の経済が不足の念によって流転している為に、現実の国家予算は一千兆円を越す借金を抱えるに至ったのです。 偽りの繁栄を謳歌すれば、行き着く先は廃墟の街である。 既に都会に留まる集合念は虚しく壊れかけています。 不足の念には幸福は見い出せない事実を認めなければならないのです。 それに気付かないまま目先の代用物を求めて止まないのであれば、精神は麻薬(不足の念)に侵された中毒患者となり行くのであります。 身近に寄り添う幸福に気付く為には感謝の心を抱く必要がある。 もともと幸福と感謝は一心同体であります。 幸福を感ずる時には感謝の心が湧き、感謝をして生きる処に幸福は訪れるのです。 それが充足感(満ち足りた心)であり足るを知る精神であります。 充足感は迷妄邪説を退ける力があるのです。 近年流行りの詐欺事件は、人間の不足の念を利用して犯罪が行われています。 満ち足りた心で自己自身の立ち位置を見定めた人であれば、迷妄邪説を直ぐさま見破ることが出来るのです。 不足の念は本来の心に狭霧を撒いて自己自身が見えない状態に置かれている…。 そうした迷妄状態から覚醒することが、人間の本当の幸福を得る為の最善の道筋であります。 |