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071 不足の口癖は砦 |
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人間の人生は不足の心が不運を呼び込み引き寄せています。 足りない足りないと繰り返し思う心が魂の傾向性となって、我が身に不足の境遇を言葉の力で実現させている。 具体的な思い描きこそ目的を実現する創化力となるのです。 不足の心を具体的に思い描けば、その願い(思い描き)通りの自己展開が現象化するのが心の法則(因果の理法)であります。 不足を嘆く人に本当に足りないものは感謝の心である。 有りのままに既に生かされ満たされ導かれていることに無条件で感謝するべきであります。 何々を与えてくれれば感謝するとか、何処々々に辿り着ければ感謝するとか、誰々に合わせてくれれば感謝するとか…。 こうしたことを常々思い、二言目には呪文(口癖)のように唱えていたなら、言葉の力(具現力)を取引商売として扱っているのである。 交換条件は原始的な物々交換の原理原則(精神性の物質化)であります。 本来の感謝の心は満ち足りた気持ちの現われである。 常に生かされていることに心から感謝が出来れば、言葉の力は具現力を発揮して創造主の慈悲慈愛の光明を、益々呼び込み引き寄せることになります。 終始満たされていることに心から感謝が出来れば、心の法則(因果の理法)は自己展開して本人に必要な要素を呼び込み引き寄せる流れが始まるのです。 何処にいても導かれていることに心から感謝が出来れば、人生の節目々々に善良な水先案内人が現われて、窮地を助けられたり良好な人生への道案内を授けられたりするのです。 人間の運命(幸運・不運)を創造している大元は本人の組積意思によって凝り固めた魂の傾向性であるのです。 その魂の傾向性を創り上げた張本人は自己自身の言葉の力である。 言葉の力で繰り返し不足を唱えるからこそ空虚な現象が心の投影として現れてくる。 すると迷妄人間は物質文明の形態に依存するが故に不足を物質で補おうとする…。 そうして心の空虚感を埋め合わせんと躍起になるのです。 そのため迷妄者は自己都合(利己心)を守る為に砦(自己防衛網)を欲するのであります。 不足の念は精神の糧で補うことが出来る…。 精神の糧(感謝の心)が日々の習慣に成る程に自然な想いと行ないに成れば、満ち足りた境遇が周囲に溢れてくるのです。 世間には不運が続く人も居れば幸運が続く人も居ます。 全てに於いて偶然の産物は無い。 総ては必然(言葉の力)の産物であるのです。 |