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087 大和精神は漏神通力が中心核 |
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日本という島国は不思議な深縁で創られた多民族国家であります。 最も古くから存在した人々は毛族と呼ばれ、そのルーツは嘗て南洋に浮かんでいたムー大陸に繋がっています。 毛族が細々と生きていた原始島国の日本の地に、遠くから船で海を渡ってきた南洋渡来民族が移り住み、その後時を経て大陸から渡ってきた騎馬民族が日本の地に移り住みました。 北海道ではアイヌ民族が暮らしておりましたが、彼らもまたルーツを辿れば北方から移り住んだ渡来民族であります。 日本の地に幾種の民族が移り住み合流することで、各民族の継承文化の違いから時には争いが起きた歴史でありました。 こうした事情は新創世記第8巻(地の道標)にて詳しく語られているため此処では割愛しますが、各民族が様々に異なる文化を持ち寄り合流し融合させてきた多民族国家が、かつて大和国とも言われた島国日本の真なる姿でありました。 異文化の融合は奇跡の国でしか起きることはないのです。 もともと奇跡には偶然の産物は一つも無く、総ての奇跡は必然の産物であります。 多民族が持ち寄った異文化を融合して数千年の歴史(系統)を持つ国家は、世界史の中では珍しい奇跡の国であります。 歴史の改竄や歪曲によって既に正しい系譜は残されていないが、数千年もの長き時の流れを経ても、国家としての統治形態が一度も消滅しなかった奇跡の国は、世界の中でも類を見ない珍しい調和国家(大和の国)として現代を迎えているのです。 国体の柱として秘められた大和精神は排斥では無く融和であるのです。 戦火を選ばず和睦を旨とする…。 本来の大和精神は異文化を単に重ねる共存共栄(足し算)ではなく、相互の利点欠点を受け止め理解し合った融和繁栄(掛け算)であったのです。 融和には長い時間を掛けて深めてきた信頼関係がある。 日本人の魂の原点には大和精神があり、日本の島国は単なる国体ではなく、結びの心で深く融け合った魂の家族としての信頼関係から国家と呼ばれてきたのであります。 大和精神は魂を分けた大家族国家である。 逞しさも奥ゆかしさも家族を大切に想う信頼関係が出処にあり、人のため国のため人類のために立ち上がる国民の魂(ルーツ)は、高天原にて数多の神々を統治する天照大御神に辿り着きます。 従って大和精神の根底には漏神通力が見え隠れしています。 雑言雑多な言い訳を惨めに重ねることなく、無闇矢鱈と言挙げせずとも分かり合える風潮(信頼関係)が、大和精神の中心核に実在するのであります。 |