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092 神界は善霊界の上層 |
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魂に善性を積み重ねた人が霊界に帰り、同じような性質を持った霊人たちが仲良く暮らしているのが霊界であります。 霊界には有りと在らゆる職業があり、美しい自然界との共生が果たされています。 人種による国境もなく、異文化の争いもないのです。 総ての霊人が同じ神の子として命を尊び合い、魂の幸せを実感しながら生きているのです。 お互いの気持ちを配慮するが故に深い信頼関係が築かれています。 そうした魂の心境に近い人であるからこそ、善霊界に里帰り出来るのであります。 地上世界との違いは悪人が一人も居ないと言うことです。 それはお互いの心がガラス張りの如く見えるため邪まな隠し事をする必要もなく、純粋な本心を理解し合いながら想い遣りの交流が自然に展開しているのであります。 この善霊界にも心境差がありまして、大きく分ければ上層・中層・下層の三層に分かれています。 霊界の事が余りよく分からないまま天国に里帰りした魂は善霊界の下層部に留まり、同じ様な心境の霊人たちとの交流が始まります。 其処には懐かしい人々が現れて、霊界での手解きをしているのであります。 膝詰めで地上世界での苦労話をしたり、その人生を親身になって聞いてくれる霊人たちとの交流は、天国に辿り着いたばかりの魂を深い安堵に導くでありましょう。 こうした霊風景が多く展開しているのが善霊界の下層部に当たります。 善霊界の下層部にて霊界の手解きを受けた霊人は、いよいよ中層部に上がって天国での霊生活を謳歌します。 この善霊界の中層部には地上世界にある全ての職業が存在します。 それは地上世界に生きていた頃に得意とした職業を用いて、自発的に愛の供給を施したくなるのが善霊界の心境であるからです。 誰かに幸せを与えたい、何かのお役に立ちたいと常々想える心が善霊界中層部の心境であります。 そうした善霊人の与え合いによる徳積みを陽徳と言います。 地上世界では人知れず良き行いを積み重ねることを陰徳と言いますが、善霊界には誤解曲解が無いため善行為を隠し立てする必要がなく、素直に本心から愛情を施せるのであります。 人のために生きられることが魂にとっては此の上ない喜びであることを実感するのでしょう。 そうした善霊界中層部の霊人たちが徳積みによって信頼と尊敬に満たされてくると、自然に魂が神格化して自他共に認める眩い霊光が放たれるようになります。 そうした霊人は善霊界上層部に魂が昇華するのであり、この善霊界上層部が神界への登竜門となっているのです。 |