098 繁栄

(自己の個性役割を通して全体の繁栄の為に尽くすべし)

 

高度成長期を経験した20世紀は人類が編み出した知性を欲得願望に利用された時代でありました。

偽りの繁栄は執着の膨張でバブル崩壊を迎えました。

執着の正体は個人収拾の拘り囚われであります。

個人的な快楽(自己陶酔)に酔い痴れる習慣が魂の傾向性にまで固まった憐れな人間が、まるで中毒患者のように快楽を探し求めて街を俳諧したのです。

人類が高い知性を編み出した本当の理由は、魂を真なる生長へと誘う為であったのです。

個別の自由意思を求めた迷妄者たちは、自分の都合優先の得手勝手な自由行使であったが為に、社会倫理の反発(規制強化)を喰らって返って不自由な結果を招いたはずです。

其の為に自由意思そのものが悪視される風潮も出てまいりました。

本来の自由意思は志(高邁な理想)を伴った自由意志でなければならない。

人類の未来の幸福を創造する為の自由意志であれば、其の高邁な理想に同調する同志が自然に集まって、返って如意自在な自己展開が起きてくるのであります。

精神世界は人類共通の宝庫でありまして、良き発想は善き人々に共感を与え同調を促がすのです。

霊的世界ではお互いの守護指導霊が理想実現の手筈を整えて、地上人間にとって最良の時期を待って居られるのです。

個人的な自己展開に拘り囚われる心を投げ捨てて人のため国のため人類のために、貴重な個性(得意分野)を提供奉仕することで、人類に真なる繁栄が訪れるのであります。

精神訓示の第二は繁栄である。

自己の個性役割を通して全体の繁栄の為に尽くすべし

相互扶助の無い繁栄は単なる身勝手な爆発であります。

自暴自棄で組織が永続するはずもなく、恐怖を煽る強権集団に心の安堵が有るはずもない。

真なる繁栄が実現する為には人と人との心と心を結ぶ、深い信頼関係が必要不可欠であります。

形を装う単発的な信用は一時の過失で崩れるものであるが、信頼は一日にして成らず…。

コツコツと地道に積み重ねた心の交流が、お互いの厚い壁(疑心暗鬼)を氷解させながら崩して行くのです。

真なる繁栄には信頼という心の結びが必要であります。

一個人の為の全体は混乱戦火を招き、全体の為の個人は時代に偉人を輩出する。

貴方も真なる繁栄を目指せ…。

時は既に今である!

 

 

 

37 霊性開示 【如意宝珠編】