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107 真理の光を伝える点灯者 |
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傲慢意識は自我の固着であり、自己限定の殻に閉じ籠る迷妄者の自縄自縛(因果応報)である。 この自己陶酔(傲慢意識)から目覚めることは難しく、慢心による思い込みを解くことは正にラクダが針の穴を通るが如き難関であります。 しかしかのイエスキリストも聖言を綴られたように、これは人には叶わぬが神には叶うことである。 この例えの人とは物質文明に酔い痴れた迷妄人間であり、この例えの神とは霊性(神の子の自覚)を取り戻した新生人間の事であります。 精神性に蓋をした20世紀の高度成長期は偽りの繁栄であったのです。 その捻じ曲げられた過去の栄光を未だに引き摺る人類には、大喝を与えた世紀末の天変地異に込められた事の重大さを深く感じた人々が居たはずです。 その中にこそ実相世界から使命を懐いて地上に舞い降りた光明の天使たちが存在するはずです。 新時代の到来を観じて既に動き始めた方々(先達)も居ます。 未だ微力を観じて魂の基礎研鑽に励んでいる方々も居ます。 更に先達の意志を継ぐ者として地上に生を受けたばかりの光明の嬰児たちも生きております。 再び暗雲に取り巻かれた地上世界にポツポツと灯る燈明がある。 その燈明は正しき心を有した人から人へと伝えられ、周囲を照らす松明が世を照らし人を照らし心を照らして、この地上世界に真理の光を呼び戻すでありましょう。 どうか貴方が溢れる才能を自覚するなら尚更の事、自分だけの成長や進化のみに生きる事なく、貴方の内(精神世界)に宿る松明(自燈明)を一人でも多くの人々の心に、ひたすら灯して生きる真理の点灯者になれ…。 もはや宗教のみでは人類の魂は救われない末法の世に成りつつあります。 利益を貪るだけの企業も教団も協会も政党も集団なども、本来は創造主が造られた地上世界に何時迄も放置させてはいけないのです。 現代人の心の中に展開する天使と悪魔の問答は、傲慢(個別意識)に陶酔する迷妄者たちは悪魔側に軍牌を傾けてしまっています。 天使の声など聞く耳も持ってはいない…。 心正しく謙虚に生きる人々は、天使の声こそ真摯に耳を傾けるのです。 そうして迫り来る運命を素直に受け止め、勇気を持って歩みを重ねるのであります。 |