017 実相理念に直結すれば魂昇華

 

もともと一つの大生命から枝岐れて様々な個性を得たのが一人々々の人間の魂でありました。

そのため意識は魂の根底(潜在意識の最奥部)にて共有しているものなのです。

霊界と地上世界で転生輪廻を重ねる内に、意識の個別化が進んで魂の本来の故郷が何処であったかを忘れてしまったのです。

それは地上の人間のみに当て嵌まる話ではなく、霊界の総ての住人にも当て嵌まります。

魂の傾向性が或る一定の方向に片寄ったまま、永らく同じ個性のみを追い掛けて転生輪廻を繰り返していたなら、徐々に自我の累積は信念にまで高まって、自意識を超えた世界観が受け入れられなくなります。

そうした同意識の霊人たちが同じ霊界で永らく安住していると、他霊層の世界観が理解出来なくなって、何百年・何千年もの年月が経過しても、各霊層同志が全く交流の無い状態が実際に続いているのであります。

それでも霊界では何ら交流が無いだけ何も摩擦は起こりようがないのですが、そうした霊人たちも地上世界には転生輪廻をしてくる訳であり、三次元地上世界に於いて出身霊界での魂の傾向性を発揮させる過程に於いては、様々な摩擦が起き葛藤が生じるのである。

こうしたことは霊系団の違いに於いても起こり得る事実であり、かなりの高級神霊でさえも他霊団との交流を避けて霊的な壁を創っていることが多いのです。

そのため地球規模で観ても地上には文化の相違で国境が出来、霊界では個別の国を護り導く民族神が存在するのです。

霊界での民族神は当然の事ながら護り導く地上の国民たちを中心にして霊務を行なう訳であり、此処に於いて他の民族神との隔壁が生じています。

そのため互いの霊系団同志は交流が無くとも、地上世界に於いては文化の相違で衝突したり、宗教観の違いで争い合ったりするのであります。

これは決して個性化を否定するものではなく、何の為の個性追求であるのかを見失ってはならないと言う事であり、地上世界の紛争を真底から止める為には、各霊系団同志も前向きな交流を持って魂の心底から和解しなければならないのであります。

それを実現させる為には総ての魂が片寄った傾向性を改めて、魂の本質を実相理念に直結させる必要があります。

もはや民族化した霊系団の天神地祇を、地球規模の天神地祇に変革する時期に差し掛かっているのであります。

 

 

 

38 霊性開示 【大和精神編】