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030 氏神のルーツは天照大神 |
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産土の神々が霊界での役所職務を司るのに対して、地上世界での深縁・霊界での神縁を司るのが氏神となります。 太古の時代に豪族が繁栄した理由は、氏族としての正しいルーツが明確に存在したからです。 父がいて母がいて、祖父がいて祖母がいて、全ての親類縁者に繋がっている…。 家族の縁が繋がれば親族の縁となり、先祖代々の御霊を久遠の昔へと辿って行けば、氏族の祖神に行き当たるのであります。 そうしてこの氏族の祖神が、大家族の始点(家系図の大元)としての氏神であると言うことです。 更に数多の氏神のルーツを辿れば日本の始祖に当たる方が天照大御神に至ります。 世界広しと言われても民族のルーツが神霊世界に至る神話伝承が残されているのは只一つ日本だけであります。 天照大御神にも親神となる伊邪那岐大神・伊邪那美大神が存在されますが、古事記・日本書紀に伝わる国生神話は神界での話である。 天照大御神は地上世界の見地に立っても日本民族の肉体先祖に該当します。 幽現を通して日本民族の始祖に当たる御方は天照大御神となるのです。 大和国にて信仰の始祖対象として祀られる伊勢神宮の祭神が天照大御神になるのであります。 天照大御神は日本民族の聖母であり、総ての国民の生命が帰るべき魂の母なる故郷になるのです。 日本の歴史の中心軸には常に天皇家が据えられてまいりましたが、正に天皇家の肉体先祖が天照大御神になります。 つまり天皇家(日本の本家)の氏神は天照大御神であると言うことです。 そうすると各豪族の正しい始祖神に当たる方々は八王子の神々になります。 八王子の神々とは天照大御神が建速須佐之男命と宇気比(誓約)を行って生み出された多紀理比売命・多岐都比売命・市寸島比売命・正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命・天之菩卑能命・天津日子根命・活津日子根命・熊野久須毘命…であります。 正史には常に連綿と繋がる系統がある。 後から取って付けたような氏族の祖神ではなく、天照大御神に繋がる氏族の祖神こそ正統な氏神と言えるのであります。 |