032 国家の原点は家族の幸せ

 

多民族国家として長き時の流れを費やしてきた日本は、世界の十字架を背負うべく奇跡の国家として現存してまいりました。

その間に流された幾多の清血は、大和の国を一つに結び合わせるための融和剤(教訓)として受け止めなければならないのです。

近年では欧米思想の大波に呑み込まれ、日本人の大和精神が亡し崩しにされました。

急速な近代化を急いだ明治維新は本当に正しかったのでしょうか。

武力の驕りに暴走した大戦は如何なる教訓を残したのでしょうか。

絶望の淵にまで落とされた太平洋戦争の敗戦は何を物語るのでありましょうか…。

だからと言って中世の幕府が敷いた鎖国政策が正しいと言う訳でも無いでしょう。

日本という国家は創世以来約三千年の歴史が続いています。

神々の理念創化を合わせれば一万年近い歴史があるのです。

世界各国の歴史を覗き見ても、多民族国家として数千年の歴史が連綿と続いた国は皆無に等しい…。

そうした奇跡の国家に皆さんは生まれて(または帰化して)貴い歴史を紡ぐ縦糸と横糸になっているのであります。

こうした奇跡の国史が残されてきた背景には、混沌の世紀末を迎えざる負えなかった人類の宿業が見え隠れしています。

宿業の輪廻の果てに霊性が閉ざされた精神的暗闇の世界に、一筋の光を投ずる為の日の本の国が、何千年も昔から創世され育まれてきた奇跡をこそ、日本人は誇りとして受け止める必要があります。

個別思想に傾倒した利己的感情に陶酔する世界の迷妄者たちを目覚めさせる使命を、大和精神を魂のルーツとして引き継ぐ日本人は其の身に背負わなければならないのです。

家族としての絆は結びの心です。

家系としての礎は報恩の心です。

国家というものは家族の幸せが原点になければならない…。

現代人に正しい氏神信仰が薄れた原因は、個別思想に陶酔した利己的主権に邁進した核家族化にあると言うことです。

利権を得る為には親をも切る者が組織に家族の絆を育てられるのでしょうか…。

自分の感情を自らが抑えられない人間が正しい国家の舵取りを行なえるのでしょうか…。

ズルズルと下り坂を落ちつつある現行社会の時代精神に貴方も気付く必要がある。

既に猶予が無い処まで精神堕落は進んでいるのであります。

 

 

 

38 霊性開示 【大和精神編】