034 氏族の源に当たる天皇家

 

様々な地域から多彩な文化を持ち寄って、融和(結びの心)を目指しながら大和国日本は歴史を紡いでまいりました。

競い立つ豪族間の争いを終息させる為に、女性神霊を統治者として擁立して、聖母の心で荒ぶる豪族を統治するシステムを神代の時代に構築したのです。

その初代女性神霊が天照大御神になります。

そうして天照大御神の血筋を引く天皇家が大和国日本の本家となるのです。

天皇制という言葉は後から付けられた名称ですが、御家の大黒柱に当たる天皇家は、正に大和国日本の屋台骨を大黒柱(中心核)として支える大和精神の要に該当するのです。

これを左翼とか右翼とか騒ぎ立てることこそ虚しい問答である。

創造主は一つの意識を陽と陰との二つの意識に枝岐けて、夫々の得意分野で、余りあるものを足らざるものに補い合い助け合う世界観を良しとされたのです。

こうして補い合い助け合う姿が其のまま愛となったのであります。

愛は結びの心であり支え合いである。

お互いの気持ちを配慮するからこそ愛は派生するのです。

自分の都合や立場ばかり自己主張していては愛心が入り込む余地すら無いでありましょう。

人々よ争いを止め和解せよ…。

自分の思惑通りに事が果たせないことに立腹する姿は、人として未熟な醜態を曝しているに等しいのである。

人々よ優しさを取り戻せ…。

真なる優しさには自己自身の我儘を抑える為の忍耐力が伴なうのである。

自分の事ばかり自己主張を並べる幼い我儘を、母なる心で温かく包み込む精神が、悠久の太古から連綿と引き継がれた大和の精神(こころ)であります。

日本の地にあって氏神信仰が薄れた背景には、家族への帰心を軽んずる風潮が現代人に広く感染したからであります。

インフルエンザには特効薬のワクチンがあるが、個別意識の我儘には未だワクチンが提供されていないのです。

現代人は天皇制を否定する前に家族としての絆の大切さを想い返すことが必要であります。

数々の警鐘(天変地異)は大和精神を忘却した彷徨える現代人を目覚めさせる為に、今後も繰り返し巻き起こるでありましょう。

これは氏神への信仰、産土神への正しい信仰を、現代人が取り戻すまで終わることはないのです。

 

 

 

38 霊性開示 【大和精神編】