039 結婚祈願

 

恋愛感情の延長線上に結婚願望を抱くことは自然の流れであるのでしょう。

高度成長期の頃は、適齢期を迎えた男女は社会人として身を固めることを、周囲からも急かされる風潮がありました。

また当時の過度なウエディング商法に煽られて、結婚式そのものに憧れる人も多く、式後の人生計画も無いまま籍を入れる男女も多かったのです。

しかし人間の結婚には重要な意義があり魂の誓約があります。

大方の人間は地上世界に生まれる前に霊界にて生涯の伴侶を決め、お互いに約束し合って地上世界に生誕するのであります。

もちろん特例も多々ありますが、大抵の男女は霊界にて約束を交わした半身が地上世界の何処かに身を隠している…。

それをお互いが探し出すことで運命的な出逢いが果たされるのであります。

その感性は憧れのみではなく、むしろ感情的な高揚(憧れ)を取り去った後も感じ合える魂の響き合いである。

その相手が本来の半身であるなら幾多の苦労も厭わない覚悟が確信にまで高まるはずなのです。

つまり結婚は恋心ではなく愛心で引き合う半身同志が、伴侶の宿命を受け入れ、二人の運命をも全て受け入れる覚悟が魂の絆(霊的結婚)となるのであります。

その為であれば神社で結婚祈願をすることは重要な意義が出て参ります。

世のため人のために苦難をも共に受け止めてくれる魂の伴侶を求めるならば、産土の神々は喜んで縁結びをして下さるでしょう。

そうした二人が地上世界で巡り逢うことは偶然の奇跡ではなく必然の導きであります。

地上世界で如何に生きるか…。

何を成して社会に貢献するか…。

こうした志を確立することで(更に志を実践することで)其の天命に必要な半身が、まるで磁石に引き寄せられるように目前に現れてくるのです。

正しい結婚観は相手に幸せを求めることではなく、相手の運命を全て受け留める覚悟であります。

アセッションが同時進行する現代は、自身の我儘を捨てる覚悟が魂に芽生えなければ、伴侶の運命を共に乗り越えることは難しい現実です。

とくに時代を根底から建て替え立て直す使命を生きる光明の天使たちには、恋愛を人並みに楽しむ時間が少ないでありましょう…。

 

 

 

38 霊性開示 【大和精神編】