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045 根源実相 |
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悠久の昔から大和国(やまとのくに)を護り導いてこられた高天原の神々は、実相世界を根源として凡ゆる神霊層に御存在され、時には目的目標としての理想となり、時として一大変革の要となって、影に日向に大和国に影響を与えてまいりました。 大和国を麗しき大調和に導く為には、高級神霊であっても進んで地上世界に光臨(転生)してまいります。 神々の中には其の御役職で何千年も高級神霊界に留まる方も居らっしゃいますが、殆どの高級神霊は御役割から名を変えて時代の渦潮の中に自ら飛び込んで行かれるのであります。 こうして日本神道の神々の御名は其の性質上から役職名となっているものが多くなりました。 もちろん神世の時代から同じ御名を貫いて居られる方も居らっしゃいますので、人間心での極端な振り分けは難しいのが現実であります。 重要な役職名となっている御神名は名だたる神々が二代目・三代目…と御神職を引き継いで、大和国大調和の実現の為に天地の経綸を司って居られます。 こうした説明を基にして日本神道の根源に坐します神々を列記すれば、根源実相の中心に当たる方が天之御中主大神であります。 並びに高御産巣日大神、更に神産巣日大神が御存在されます。 此れら三柱の神々は大和国創世の神々で、謂わば日本神道の根源的な要に当たるのです。 此の三柱の神々の意向を受け止めて高天原を中軸にて統治する大神霊が天照大御神になります。 この四柱の神々は天の高天原の最高峰に御存在されて、地の高天原を通して地上世界に大和国の理想を実現するための統括的な御神職を司っておられるのであります。 天変地異が猛威を振るう迷妄時代には正しい信仰が見失われがちな民意になりつつある。 そうした混迷期こそ信仰の原点に立ち返って、根源実相の四柱を祭る神社を大和国の中軸に据えて大和精神の拠り所とする必要があります。 天之御中主大神・高御産巣日大神・神産巣日大神は実相大神でありますが、日本神道の窓口としては天照大御神が主祭神となります。 つまり日本人の心として大和国の精神的象徴であり魂の太源に当たる最高大神霊は、悠久の太始より天照大御神である。 その天照大御神を背後からバックアップしているのが天之御中主大神・高御産巣日大神・神産巣日大神であります。 |