046 三大神宮

 

根源実相の大光明を三界(実相世界・神霊世界・現象世界)に投射する為に、統合的な神職を司る宮居が三大神宮となります。

三大神宮とは天の高天原から賜わった御神宝で三種の神器に関わる神宮が三大神宮であります。

三種の神器は八咫鏡、八尺瓊勾玉、草薙剣のことで、八咫鏡は三重県伊勢市の伊勢神宮が、八尺瓊勾玉は東京都渋谷区の明治神宮が、草薙剣は愛知県名古屋市の熱田神宮が、それぞれ御神体とする御霊代です。

この三大神宮が大和国の総代であり、天の高天原の直轄神宮になるのです。

伊勢神宮の主祭神は天照大御神であり、実相世界の中心(日本神道の中核)に坐します天之御中主大神が大光明の源泉となって天照大御神をサポートしているのです。

明治神宮の主祭神は明治天皇ですが、その背後から歴代天皇家を護り導いて来られた大神霊は高御産巣日大神に繋がる神霊系統であります。

熱田神宮の主祭神は熱田大神でありますが、その神霊ルーツは草薙剣を扱った日本武尊を通して神御産巣日大神に繋がる神霊系統であります。

伊勢神宮・明治神宮・熱田神宮は日本人の大和(たましい)であり精神(こころ)の帰結(拠り所)である。

日本各地津々浦々に神社は多いけれども、大和国のルーツを辿れば三大神宮に行き着き帰り着くのです。

人類未曾有の大混乱に魂の故郷として事前に用意された日本の地にあって、信仰(こころ)の対象(拠り所)として最も大切な精神の要を、日本人自らが軽んじてはならないのです。

海外から眺める異邦人たちの方が日本の良さを強く感じている…。

現代人(特に日本の若者たち)こそ魂の故郷(大和精神)を掘り起こし取り戻す必要があります。

大和民族の十八番は強き深き信仰心にありました。

戦前の世界の国々が最も恐れたものは大和民族の強固な信仰心であったのです。

その魂の結束(家族愛信仰)を済し崩しにされた戦後の日本は、個別分断化の競争意識に煽られて、徐々に大和精神を失って行った経緯があります。

近代の西洋思想は優れた個別思想ではありますが、大和精神の中核には相容れない溝があるのです。

その最大の溝は東洋思想に垣間見える霊性を否定する学術が、西洋思想の重き足枷となっているのであります。

 

 

 

38 霊性開示 【大和精神編】