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053 祓戸四宮 |
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大きな神社に赴くと大鳥居を潜った先(境内)に、心身を祓い清めて下さる神々を祀る祓戸神社があります。 この祓戸神社は本殿に向かう前に身に付いた罪穢れを祓い落とす場所であり、神聖な神域に心身の汚れ穢れを持ち込まない為に、先ずは立ち寄って合掌し、深々と頭を垂れて祓戸四神に罪穢れを祓い清めて戴くと良いのです。 これと同じ理由で各家庭にある神棚は居間や和室にあるとしても、玄関口内部には祓戸四神をお祀りして、外出時や帰宅時には手を合わせ感謝報恩の祈りを捧げて致だきたい。 常なる見守りに導きに只々感謝の想いを捧げ、家族の幸せと平安を既に実現して戴いたこと、具現化しつつあることを無条件で感謝するのみであります。 家にとって玄関口は運気(良気・邪気に関わりなく)が出入りする関門でもあり、良い運気を招き入れるか悪しき運気を招き入れるかは、その家に住まう住人の心掛け一つで決まってまいります。 その心掛けを日々確認する関門として、玄関口にて祓戸四神に合掌参拝しながら気心を改める日々でありますように…。 そのため玄関口には余り物を置かず、匂いの出る物を避けて常日頃から清潔さを保つよう心掛けて下さい。 可能であれば終日照明を絶やさないで、広い空間を維持継続することが出来れば、悪しき気持ちを抱く来客は足を遠のき、良き心を抱く来客が増えて、益々家内隆盛の運気が高まることになるでありましょう。 祓戸四神とは瀬織津姫命・速開津姫命・気吹戸主命・速佐須良姫命で、全国津々浦々に祀られておりますが、代表的な祓戸神社は滋賀県大津市大石の瀬田川沿いに佐久奈度神社があります。 琵琶湖を源流として流れる瀬田川は、やがて宇治川となり淀川となって大阪湾に水流が注がれています。 罪穢れの大浄化には火による浄化と水による浄化と風による浄化さらに土による浄化があります。 瀬織津姫は天照大御神の荒御魂であり、太陽の浄火で罪穢れを祓う姫神であります。 速開津姫は水戸神(みなとかみ)として速開津彦との間で数多の水神を生み出した姫神であるが、主に大津波を起こして大浄化を果たす姫神であります。 気吹戸主は罪穢れを息吹によりて祓う神で、突風暴風を用いて大浄化を行なう風神であります。 速佐須良姫は本来は豊穣を司る神でありますが、荒れた大地(人身荒廃)を突き固める働きが大地震を巻き起こし、大浄化(浮き足立つ不安定磁場を安定磁場に建て直す)を果たす姫神であります。 |