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070 結精神は心の法則 |
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大和精神を一言に集約すれば結精神(結びの大道)であります。 人と人との心と心を結び合わせ融和する精神が大和精神である。 これは善悪混沌とした全ての世界観を結び合わせるというものではありません。 そこには相通ずる心の法則(因果の理法)が自己展開するのです。 絶妙な因果律は霊的磁場が自然に形成してまいります。 そうしてこの霊的磁場を創り固めているものの正体こそ、常日頃から思念想念を繰り返し積み重ねて形成してきた魂の傾向性であります。 魂の傾向性は同種の性質を持った他の人々との縁を取り持ちます。 そこに社会人としての分別が備われば、自ずと秩序が保たれ調和が訪れます。 社会の人間関係を創り固めている心の法則(因果の理法)は、三種神器の一つである八尺勾玉が理想的な姿になります。 男女半身の二つの勾玉を合わせれば縁結びは円相(陰陽実相)となり、同じ志を持ち合わせた者が手と手を結び心を結べば、多くの勾玉(愛心)は大きな輪となって心が繋がるのであります。 大和精神は結びの心がなければ有り得ない世界観で、個別意識に拘り囚われる人間には縁遠い世界観になります。 自我と個性は全く異なる性質(意味内容)があり、自我は利己的感覚が主体となるため物事の基準が自分となり、自己中心的な発想が人生を支配するのである。 方や個性は利他的感性が主体となるため物事の基準が全体の統括者となり、個性に応じた役割を担う人生が自己展開するのである。 ここにも心の法則(因果の理法)が作用反作用の霊的磁場を創り、人間心理は社会真理となって時代精神を仮想定してくるのです。 全ては心の法則で展開するため、人心が荒み、横暴な破壊や難病奇病、天変地異等が流行る時代は、その時代に生きる人々が持ち合わせた時代精神の幼さ故に巻き起こる常理でもあります。 現代人は心の法則に疎過ぎる傾向があります。 それは自己自身の心の精査(自己チェック)をしようともしないで他者の失態ばかりを指摘して、極度な責任転嫁は許しと愛とを持ち合わせず、他者批判や非難中傷の毒思念を撒き散らす精神公害の原因となりつつあるのです。 人心を此処まで衰退せしめた先人たちの物真似をする必要はなく、現代を生き未来を目指す貴方たちは、希望と勇気を持って大和精神を取り戻し、結びの心を努めて維持継続する必要があるのです。 |