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099 高天原に通ずる徳性 |
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高天原の神々の世界に魂のルーツを持つ日本人の歴史観は誠に尊い民族性であります。 しかも大和国創世太始には世界各国から歴史ある数多の民族が集まって、夫々の文化を融和し統合して大和国は神代の創世記を迎えたのです。 日本人は多民族国家の融和体として結びの心を大切にする民族性を育んできたのであります。 様々な世界観には人間が物質から造られた歴史観もありましたが、大和国に融和した民族は、その物質にさえ創造主の生命が宿る事実を伝承し、その生命をこそ神の子としての魂継承であると説くのであります。 つまり大和精神は人間本来の霊性に魂の本質を立ち帰らせることを大前提にした生命観であり、この精神は日本人であれは大和魂を育むことで呼び覚まされる生命の継承観念であるのです。 こうした観念から人間の生命は永遠に生き通しの生命であり、神の子としての自覚を取り戻したなら意識は高天原に復命(魂の里帰り)することになるのです。 そのためにも人間は心を磨いて霊性を高める努力を惜しんではならない。 その努力の方法が徳性開発なのであります。 物質世界(三次元物質肉体的世界)には物理の法則が働いて、凡ゆる物質は自然の流転に従えば個別の根本原子に分解して宇宙の要素に還元するのです。 その物理の法則に生命の息吹きを流し込むと、生命の実相が物質形態に流れ出る間は物質に命が宿ることになり、命を得た物質は他の物質と融和して愛の創造を果たすのであります。 建設的な発想は神の子の自覚が蘇れば自然に浮かんでくるのです。 実相世界(高天原の神々の世界)は総ての創造の雛形が実在する世界であります。 故に魂の波長が高まれば高まるほど、高次元神霊世界に直接触れることになるのです。 そのため人間は常日頃から徳性を磨く必要があるのです。 正しい認識と判断で生命力を発揮することで、生命の実相が自然法邇に顕現(自己展開)するのであります。 人間は本来神の子である。 この生命観が大和精神の根底に流れているからこそ、日本人の大和魂は結びの心を大切にして生きられるのであります。 |