101 神人合一は実相神理

 

人間本来の魂は実相世界の光明化に向かってこそ、正しい転生輪廻となって永遠の生命を生きるのであります。

実相世界に実在する光明は創造主の御本体であり、現象世界に存在する時間も空間も創造主の御本体が現象化した姿(御身体)であります。

人間は御祖である創造主の御身体に魂を一体化させることで神の子の自覚を深めるのです。

しかも善悪の自由選択意志を与えられたにも関わらず、自発的に善を採り愛を行ずる処に神の子の自覚が深まると言うことです。

神人合一とは創造主の善なる光明に自らの意志で愛心意識を融和させることで、其処には邪まな自我我欲が限りなく薄まらなければ有り得ない光明一体化であります。

実相世界に魂を超入させて、神の子の純粋個性に立ち返った者が、創造主の御本体である実相世界の光明を体現することで実現する神人合一である。

地上世界で行われてきた行法や術式は魂の浄化を果たす為の作法であり、行法や術式そのものが神人合一を果たすものではなく、魂の浄化を果たして無欲な純粋個性に立ち返った者が、実相世界の光明に即した生き方を体現することで始めて神人合一が果たされるのであります。

故に我欲の強い者が一体化するのは自己自身の我儘であり、執着に溺れる者が一体化するのは怠惰な迷妄であり、感情を抑えられない者が一体化するのは無抑制な激情であり、悪意悪念を心に懐く者が一体化するのは悪霊悪魔の類であります。

総ては魂の傾向性(固定し易い心の針の方向)が一体化し易い世界を指し示すのであり、この魂の傾向性の霊質が人間の徳性段階を如実に物語るのである。

貴方の心は何に興味関心を懐き、何処に向かい何を欲するのか…。

魂の傾向性を時折り精査しなければ、自己自身の霊質が歪んでいる事にすら気付かないまま自我過信は何処までも暴走を続け、やがて自ら空中分解して大切な個性すら見失うのであります。

人間にとって魂の軌道修正は必須課題であります。

そうであるにも関わらず現代の時代精神は人間の徳性を放棄しています。

学校教育から正しい徳育が削除され、企業の社員教育から人格形成が削除され、無秩序な心の世界を放置した罪は、現行の時代精神を招いた現代人の心不在に主原因があることを認めなければならないのであります。

 

 

 

38 霊性開示 【大和精神編】