103 終わりなき時代旅行

 

人間の魂は永遠に磨き続ける必要があります。

これは個生命として大生命から枝岐れた個別の魂であればこそ、見失ってはならない基礎的精神である。

何故なら人間の命は永遠に生き通しの生命であるからです。

しかも善も悪も成し得る自由意思まで与えられています。

従って個生命としての生長には限りなく果てしない可能性がある。

たとえ失態を繰り返して意気消沈したとしても、本人の努力精進によって遣り直しの機会まで無数にあるのです。

一人の人間が一生で得られる経験値は僅かであったとしても、無数に転生輪廻を繰り返して新たな体験を重ねれば、大きな成果と深い愛心、更に大智大愛に繋がる多彩な経験値を得ることも可能であります。

自縄自縛の迷妄呪縛を自らの意志で解き放って、何処までも無限なる可能性が広がる実相宇宙に翔び立つ貴方であれ…。

何時の世も人間の魂昇華を遮るものは自己限定の殻であります。

自分の勝手な解釈で生命の可能性に蓋をする愚行は、そのまま自己限定の殻で自己の魂を自縄自縛して身動きがとれない魂の傾向性を形成しているのです。

何故に生命の可能性を潰す方向にばかり時代が進むのか…を、もっと現代人は其の真相を探らなければならない。

正しい現状把握が出来ないならば人類に未来は無いと覚悟しなければならないでしょう。

自分だけ良ければ何でもありの個別優先意識は、刹那的な快楽を貪って人間の精神性を麻痺させています。

其の場凌ぎの為の前後裁断は危険な博打行為である。

こうした迷妄邪説が人間の霊性を閉ざして魂を物質化させ、本来は永遠に生き通しの生命であるにも関わらず、人間の肉体生命を物体の一部のように扱い、本来は自由自在な魂を機械仕掛けのロボットのように扱うのであります。

今一度繰り返しますが、人間の命は永遠に生き通しの生命である。

終わりなき転生輪廻を経験値に変えて、迫り来る生死の恐怖を乗り越えて、常に新たな時代旅行の智恵と教訓として活かして使う貴方でありますように…。

何時までも現実の損得感情のみに埋没していては、本来の広大なる実相宇宙の扉は開かれない。

霊性の扉(岩戸開き)は何処かの誰かが開いてくれるものではなくて、自分の心の扉は自己自身の努力と才覚で開くものであります。

徳性開発は自力で他力の中に飛び込んで行くもので、主体的な報恩感謝の心がなけれは真なる金剛力(自力と他力の融合)は発揮されないのであります。

 

 

 

38 霊性開示 【大和精神編】