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002 生誕の意味 |
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物理の法則に支配されると言うことは、本来は自由自在な魂にとっては誠に窮屈な心境下に置かれると言うことです。 しかしそうした肉体生命に魂が宿って数十年もの人生を送るからには、其れなりの個人的な理由があるはずです。 地上世界でなければ学べないものがあり、物理法則でなければ味わえないものがあるのです。 それが何であるかは人それぞれではありますが、地上社会の荒波に揉まれて苦難困難に苛まれる覚悟をしてさえ、地上世界に生まれ出て是非とも魂が得たいと想うものは、その時代でしか得られない貴重な経験値と、物質文化を通して学び合える他者との大切な魂の交流であります。 戦乱も何もない平安な時代背景には、魂が真に喜ぶような経験や体験が少ないでありましょう。 また長らく平和が続く時代には地上世界に降臨される高級神霊も少ないのが現状であります。 殆どの高級神霊は世の乱れを浄化し、人類の鉾先を軌道修正する為に地上世界に降臨されるのです。 そのため時代精神が混沌極まりない状態(言わば世紀末状態)であるなら、そうした世直しの救世主(高級神霊)たちに廻り遭う確率が高いのであります。 霊界は永続的平安なる世界ではありますが、ほぼ同等の魂心境の方とは廻り逢えるが、次元を超えた高級神霊には滅多に遭えるものではないのです。 それと同じ理由で永続的平安な天国であるからこそ地獄の世界とも無縁である。 天国の霊人が地上世界に生誕すると言うことは、高級神霊と廻り遭うチャンスもあるが、地獄的時代環境に遭遇するリスクも背負うと言うことであります。 それでも天国の住人たちは大きな負のリスクを背負ってでも、高級神霊との出逢いを求めて混沌極まりない時代精神に飛び込んでくるのです。 それは多くの高級神霊が数千年に一度しか地上に降臨されない事実を見れば、誠に稀有なチャンス機会であることを天国の霊人たちは知っているからでしょう。 21世紀を迎えた現代にも、天変地異の真っ只中に在りながら、多くの霊人たちは自発的に地上に生誕してきたのであります。 その事実は生まれた瞬間に記憶の彼方に隠れてしまう方が大半ではありますが、地上世界に生誕することを自分の意志で決められる魂心境でなければ、転生輪廻の許可は下りないのが霊界での約束事であります。 従って地獄世界から悪霊や悪魔が地上に生まれ出ることは霊界規定で許されていないのであります。 |