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011 性欲 |
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三大欲求には食欲以外に性欲・睡眠欲などがあります。 性欲も肉体生命に具わる性要求として、地上人類の子孫繁栄を支えてきた営みでありました。 この世に男女が居る限り、性の営みは永遠に続く生命の連鎖となるでしょう。 人間が地上に生誕する為には両親(父母)を介して産まれてくるのです。 転生輪廻に男女の融合を採用したのは創造主であります。 しかも創造主は結合(性交)による子孫繁栄を人間のみではなく、全ての生命(動物や植物など)にも与えたのです。 創造の原点は相対する二極の融合である。 これは天地の創造を、本来は芸術的な美を司るものとして創造主は採用されたのです。 一人の人間のみでは生命の創造は出来ない…。 一つの個体のみでは生命創化は始まらない…。 そこに相対する二極の融合を果たすことで、全ての生命は神(愛)の奥深さを想起することになるのです。 このように本来の男女の融合は、より高尚な次元意識上昇を齎すものとして、芸術的な美の極致を追求する(創造主の御意志と一体化する)精神的昇華に繋がるものであります。 それ故に地上世界で営まれる結合は神聖なる儀式でなければならないのです。 神聖なる儀式は芸術的な美を伴なうからこそ、男女の融合には喜びや心地良さも感性として得られるのであります。 その心地良い感性が肉体生命に依存すると、人間の性交は感覚的摩擦による性欲を増幅して、動物的な激しさで快楽を貪ることになります。 この快楽が男女の性交であると勘違いをすると、人間の結合は神聖なる儀式から懸け離れ、アブノーマルで汚濁的な性交を怪しげに求めるようになるのです。 地上世界で行なわれる男女の結合に神聖な儀式としての概念が損なわれ、快楽による性の乱れが頻繁に行なわれるようになると、かつて大きな文明が幾つも消滅した事実と同じような末路を辿ることになるでしょう。 何時の時代も性の乱れは創造主への反逆であり、魂の故郷である霊性隠蔽の大罪でありました。 時代精神が脆く崩れる背景には、人間の驕り高ぶりに追従するかのような性の乱れが随所に見え隠れしています。 |