028 男女の縁結び

 

人類の創造主は人間を創造された時に、創造主御自身を雛形として造られたのであります。

これは肉体の構成(姿形)を意味するものではなく生命体としての働き其のものを意味しています。

広大な宇宙には大きな生命エネルギー(意識)の方位ベクトル(流れ)が存在しています。

この生命エネルギーのベクトルは二つの意味合いを帯びて、夫々の働きを期待されているのです。

一つは繁栄であり、今一つは調和であります。

繁栄は何処までも外部に向い、粗削りではあるが強く逞しく、常に新たな展開を期待されています。

調和は絶え間なく内部に向い、繊細ではあるが美しく麗しく、常に安らかな展開を期待されている。

こうした二つの存在形態(意味合い)が渾然一体となって、実相宇宙は輝ける銀河を形成し、創造主の御神体(働き)の一部を担うことで、永遠と無限に貢献しているのであります。

この繁栄を雛形として創造されたのが男性であり、調和を雛形として創造されたのが女性である。

男女の性は夫々の貴い働きを担う為に創り分けられた半身であり、何方かのみの働きでは運営することが出来ないように構成されています。

繁栄ありてこその調和であり、調和ありてこその繁栄である。

もともと一つの意識体(創造主)であったものが、夫々の役割を司る為に半身の生命体として、男女の性に枝岐かれたのであります。

それは最大最高の栄誉であり、極めて聖なる創造であるのです。

繁栄も調和も、夫々の純粋な個性(魂の傾向性)だけでは新たな展開は始まらないのです。

それ故に繁栄(男性)は調和(女性)を求め、調和(女性)も繁栄(男性)を求めるのである。

生命の起源に枝岐れた二つの意識が、一つの意識体に里帰りすることで、高い喜びと深い安らぎを同時に得られるのが生命の結びであります。

従って男女の縁結びは生命創造の太始に始まり、お互いの意識に刻み残された、半身を求める魂の自然な疼きでもあるのです。

一つの性のみでは魂は安堵することがなく、心に吹き込む隙間風が肌身に染みることをジカに感ずるのです。

夫々に足らざるものを与え合い補い合うことで、新たな生命価値を生み出し創り出すことが出来るのです。

助け合い労わり合うことで、夫々の生命が輝きを取り戻すのです。

そうした生命の神秘を人類に組み込んだ創造主は、総ての内にも外にも存在しながら、男女の縁結びを見護り導いて居られるのであります。

 

 

 

39 霊性開示 【新創世記編】