029 運命の赤い糸

 

貴方は赤い糸の伝説を御存知でしょうか…。

運命の赤い糸を信じられるでしょうか…。

何処かに貴方の魂の半身が居ることを…。

人間は個別の魂を創造された当初に左手には理想を持ち、右手には赤い糸の先端を握りしめて生み出されたのであります。

その右手に握りしめた赤い糸を手繰り寄せてみれば、同じ赤い糸を握りしめた魂の半身が存在する。

魂の半身同志は創造の太始の純粋個性に立ち帰り、二つの命を一つに結び合えば貴い絆を実観し合えるのであります。

その高貴な意識(上心)を寄せ合えば、運命の赤い糸(絆)は、半身同志を確実に廻り合わせるのです。

これは絆という字を見れば一目瞭然で、糸偏に半分と書いてあります。

しかも半の上部が下心ではなく上心を寄せ合わせて絆という字を充てがっている。

生命の絆を正しく実観するためには、お互いの理想(上心…純粋個性)をこそ寄せ合わせ結び合わせる必要があるのです。

運命の赤い糸を男女二人の魂が握りしめているなら、その糸の先端を結び合わせたなら、赤い糸は綺麗な輪(円)になって光明を放つのであります。

これこそが本来の縁(円)結びと言うのです。

人間は永遠の生命として転生輪廻を繰り返しています。

その総ての周期に合致して半身同志が地上世界で廻り合うことは難しくとも、近くに居ても遠くに居ても心で繋がっている魂の半身を信じ合えるなら、運命の赤い糸は必ず半身を呼び合い引き付け合うことでしょう。

現代社会の男女の性は倫理が乱れて、多くの迷妄者たちが下心で繋がっています。

心の迷いにより我欲で用意した多数の糸が複雑に絡み合い、魂の半身が誰であるか判らない状態になっております。

こうした迷妄時代に高貴な恋愛は育ち難く、魂の奥底から運命を実観し合える半身との廻り合いは少ないのかも知れません。

しかし諦めることなかれ…。

貴方は高貴な理想を心に抱き、その大望を純粋な気持ちで実現することで本来の魂の半身は、まるで磁石に引き付けられるかの如く自然に現れてくるのであります。

こうした奇跡は偶然ではなく、霊界からの守護指導もあって必然の奇跡として起こる魂の縁結びであるのです。

これは人間の下心(肉体の性)では決して有り得ないが、高邁な理想を貫く上心(生命の絆)では有り得る必然の奇跡(縁結び)であります。

 

 

 

39 霊性開示 【新創世記編】